...新墾(にひばり)路の切畑(きりばた)に、赤ら橘葉がくれにほのめく日なか、そことも知らぬ靜歌(しづうた)の美(うま)し音色に、目移しの、ふとこそ見まし、黄鶲のあり樹の枝に矮人(ちいさご)の樂人(あそびを)めきし戲(ざ)ればみを...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...日は今終(つひ)の目移しを九輪の塔に見はるけて...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...支那(しな)の錦(にしき)で装飾をし尽くしてある目移しには...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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