...昭和維新の目標として...
石原莞爾 「最終戦争論」
...防空に関し最終戦争のために二十年を目標として根本的対策を強行すべき事を主張したが...
石原莞爾 「戦争史大観」
...「彼の作品は常に作後の喝采(かっさい)を目標として...
太宰治 「もの思う葦」
...病も癒えて永遠に樂しく生きられる事を目標として...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...思想的中間性に止まることを目標としていた自由主義者が...
戸坂潤 「最近日本の科学論」
...新聞の社会科学的認識を目標として問題を設定したものではないから今は問題にならぬ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...概して人間の理性が一定の実際生活上の必要を目標として目的論的に切断されたり形象づけられたりしたものを...
戸坂潤 「辞典」
...従って同じ人間の動きでも資本家の動きなどの方が終局的な目標として興味があるのだが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...進歩にとって前方に目標としてあったものが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...月産二百臺を目標として乘用車を生産することにあつたのでありますが各關係方面の御要望によりトラツク三百臺を右に加へることになり...
豊田喜一郎 「月産五百臺が我社の根本方針」
...目標としてはそのとおりであるが...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...人類はこれを目標として進むのだ」「そこまで言ったら...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...その殆どすべてが辞書的客観性を目標として書かれてゐる...
三木清 「辞書の客観性」
...私自身はハイデッゲル教授を目標としていた...
三木清 「読書遍歴」
...不断山頂の木また神社の森のみを目標として航海す...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...全く作者としての自分の常に避け度いと思ふところを目標としてゐるのだから...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...こういう風に文化主義の理想を目標として考察しなければ...
与謝野晶子 「階級闘争の彼方へ」
...蜀軍の戦争目標として唱えて来た所の「漢朝復興」という旗幟(きし)が...
吉川英治 「三国志」
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