...其理想を目標として積まれたのである...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...主として英国を目標として立論しているらしいが...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...昭和維新の目標として...
石原莞爾 「最終戦争論」
...海図に航海目標として書き入れられていたかも知れないくらいのものだった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...常に対人関係の構成といふことを目標としてなされねばならないところに...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...概して人間の理性が一定の実際生活上の必要を目標として目的論的に切断されたり形象づけられたりしたものを...
戸坂潤 「辞典」
...進歩にとって前方に目標としてあったものが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...目標として進んでゆくものとすれば...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...今後一層の研究と相俟つてわが社で二三萬臺製造する原價と米國の數十萬臺のコストとを相匹敵せしめ更に之より引下げん事を目標としてゐる次第である...
豊田喜一郎 「プレスの操作に手工業を加味」
...何処を何う目標として箆を構えるべきかのさしたる手掛りもなく...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...後にディルタイが精神史の目標として意識し且つみづから歴史家として到達しようと企てたところのものを...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...私自身はハイデッゲル教授を目標としていた...
三木清 「読書遍歴」
...高賃銀低コストを目標としているのであるが...
宮本百合子 「新しい婦人の職場と任務」
...すでにキリスト教徒のファナティスム打倒を目標としているように見える...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ラスキンの偉大は彼に社会の目標としての美が認識されていた点にあると云ってよい...
柳宗悦 「工藝の道」
...いつでも正しさや深さや美(うる)わしさを目標として進むべきなのは言うを俟(ま)ちません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...是(これ)ばかりを目標としているのも一応の理由は有る...
柳田国男 「木綿以前の事」
...こういう風に文化主義の理想を目標として考察しなければ...
与謝野晶子 「階級闘争の彼方へ」
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