...やがて守護靈さんにまで昇格するのを目標として勵むのである...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...しかしながら理想的なるものは向上の目標としては必要なもので...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...襲撃の目標として〕...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...概して人間の理性が一定の実際生活上の必要を目標として目的論的に切断されたり形象づけられたりしたものを...
戸坂潤 「辞典」
...進歩にとって前方に目標としてあったものが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...今後一層の研究と相俟つてわが社で二三萬臺製造する原價と米國の數十萬臺のコストとを相匹敵せしめ更に之より引下げん事を目標としてゐる次第である...
豊田喜一郎 「プレスの操作に手工業を加味」
...まず諏訪の温泉を目標として...
中里介山 「大菩薩峠」
...目標としてはそのとおりであるが...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...人類はこれを目標として進むのだ」「そこまで言ったら...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...何処を何う目標として箆を構えるべきかのさしたる手掛りもなく...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...科学的世界像に媒介された世界観を樹てることを究極の目標としている...
三木清 「哲学入門」
...全く作者としての自分の常に避け度いと思ふところを目標としてゐるのだから...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...高賃銀低コストを目標としているのであるが...
宮本百合子 「新しい婦人の職場と任務」
...すなわち遠望の目標として...
柳田國男 「地名の研究」
...この変った食事のしかたが目標としてよく覚えられ...
柳田国男 「年中行事覚書」
...蜀軍の戦争目標として唱えて来た所の「漢朝復興」という旗幟(きし)が...
吉川英治 「三国志」
...もちろん初めからの主目標として...
吉川英治 「私本太平記」
...初めからの目標としていた浅井の二陣高宮三河守...
吉川英治 「新書太閤記」
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