...体重の目方を量る...
...荷物の目方が重すぎる...
...この料理の材料の目方は何グラムですか?...
...彼は目方を見ただけで正確な重さを計算することができる...
...目方が合わないと、計測が正確にできない...
...一リツトルの目方が一グラム(一グラムは十五分の四匁)しかない...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...少し目方が重過ぎたやうだ...
薄田泣菫 「茶話」
...わかっている目方のものを鄭重に秤(はかり)にかけて見てやっと受取るようなのとは大変な相違である...
高浜虚子 「丸の内」
...それならばペンの目方を指定しその落下の状況を予知するには...
寺田寅彦 「方則について」
...あの千枚分銅の一箇の目方が四十八貫目あると知った日には...
中里介山 「大菩薩峠」
...風袋(ふうたい)は中身と同じくらいの目方ですむ...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...大部分は窒素の目方である...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...しかし霧粒はかなりの目方があるので...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...誰かがちょっとその金庫の大きさと目方から比重を計算してみたら...
中谷宇吉郎 「続先生を囲る話」
...卵の目方は全部その一点にかかるので...
中谷宇吉郎 「立春の卵」
...卵の目方を五十瓦...
中谷宇吉郎 「立春の卵」
...少し逞(たく)ましいが目方の確りした銀煙管まで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「荷物を見たいが」「へエ――」押入を開けて引出したのは、葛籠(つゞら)が一つ、蓋を拂つて見ると、半纒(はんてん)や股引(もゝひき)の外は、ほんの少しばかりの着換があるだけですが、葛籠の目方が、見てくれより少し重いことに平次は氣がつきました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...銭湯の秤で目方を測つてみると...
原民喜 「氷花」
...してみると目方(めかた)がなければ怪物(ばけもの)だとは一寸(ちょっと)云い難(にく)くなる...
平井金三 「大きな怪物」
...馬は人間とは目方が違うからなあ...
森鴎外 「鶏」
...○己はあの焼けている杖の目方で圧されている...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...わけなく牛の目方(めかた)がわかるというのである...
柳田国男 「母の手毬歌」
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