...体重の目方を量る...
...荷物の目方が重すぎる...
...この料理の材料の目方は何グラムですか?...
...彼は目方を見ただけで正確な重さを計算することができる...
...目方が合わないと、計測が正確にできない...
...『目方を秤(はか)るんだよ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...目方を記したところに...
岩本素白 「菓子の譜」
...着物だけの目方しかないのに驚いた...
オイレンベルク Herbert Eulenberg 森鴎外訳 「女の決闘」
...藁(わらしべ)と黄金(きん)の塊(かたまり)の目方を引くやうなもので...
薄田泣菫 「茶話」
...わかっている目方のものを鄭重に秤(はかり)にかけて見てやっと受取るようなのとは大変な相違である...
高浜虚子 「丸の内」
...そのおり小そでのしたにたたんで入れてありました友禅(ゆうぜん)の長じゅばんをとり出しましてわたくしの前にさし出しながらこれはお遊さまが肌身(はだみ)につけていたものだがこのちりめんの重いことをごらんといいますので持ってみましたらなるほど今出来(いまでき)の品とはちがいその頃のちりめんでござりますからしぼが高く糸が太うござりまして鎖のようにどっしりと目方(めかた)がかかるのでござります...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...それならばペンの目方を指定しその落下の状況を予知するには...
寺田寅彦 「方則について」
...少し目方のある物に対すると...
豊島与志雄 「変な男」
...目方が約七分の一に減る...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...一週間ごとに目方を正確に測ることになった...
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」
...その差引きから水滴の目方を出すようなことをするわけである...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...この表の中でというのは平均の目方であり...
中谷宇吉郎 「雪」
...球の半径と目方と物質の弾性とによってきまる...
中谷宇吉郎 「立春の卵」
...「まあ目方(めかた)を見(み)て御呉(おく)れ」とか凡(すべ)て異樣(いやう)な田舍(ゐなか)びた答(こたへ)をした...
夏目漱石 「門」
...「荷物を見たいが」「へエ――」押入を開けて引出したのは、葛籠(つゞら)が一つ、蓋を拂つて見ると、半纒(はんてん)や股引(もゝひき)の外は、ほんの少しばかりの着換があるだけですが、葛籠の目方が、見てくれより少し重いことに平次は氣がつきました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...七尺はありましたよ」「目方は?」「五貫目もあるでしょう」それでは女子供には相当の荷物です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...やはり糸の細く目方(めかた)のかるいのを...
柳田国男 「母の手毬歌」
...からだの目方と黄金(きん)の目方のとりかえッこだ」「しッ……うしろから足音がしますぜ」「え?」と三人とも...
吉川英治 「神州天馬侠」
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