...目ぼしい物はみんな質屋の倉に預けてあつたのださうな...
薄田泣菫 「茶話」
...洛中洛外の目ぼしい名木は...
薄田泣菫 「茶話」
...何がな目ぼしい獲物はないかと此のあいだじゅうから外を漁って歩いたゝめに...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...このごろではもう目ぼしいような物は大概売り切れてしまって...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...世界の目ぼしい研究を毎回少数ずつ拾って紹介している中に...
中谷宇吉郎 「文化史上の寺田寅彦先生」
...多くの中から目ぼしい若者を養子に抜いてゆくのであろう...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...大抵目ぼしい、小作人組合の主だった、(ならず者ども)は、残らず町の刑務所へ抛り込まれてしまった...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...目ぼしい師匠に従いているものは師匠とともに苦もなく加入してしまっていたけれど...
正岡容 「寄席」
...何か目ぼしい事件があると忘れずにそれをつけさせたし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...洛中の目ぼしい富豪を片っぱしから襲わせた...
吉川英治 「三国志」
...目ぼしい武門との連絡を...
吉川英治 「私本太平記」
...それでも、約三百人の徳川兵を、打つには打ったものの、目ぼしい将は、その中にいなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...目ぼしい物をふところへねじ込んだあげく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...座の目ぼしい女をさらっていつのまにか別間へかくれ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...貴公を加えて、ざっと三十名、それだけが一束になって死ねば、紋太夫以下の奸党、目ぼしい者は、誅殺(ちゅうさつ)できる...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...中でも目ぼしいのはシチリアの征服(827)である...
和辻哲郎 「鎖国」
...そこで計画されたのが宴会の席上で目ぼしいスペイン人を鏖殺することであった...
和辻哲郎 「鎖国」
...初めの間はさほど目ぼしい現象も起らなかったが...
和辻哲郎 「鎖国」
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