...目ぼしい支那の革命家は...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...この方面からのほとんど最後の目ぼしいニュースは一六四九年の革命である...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...村で目ぼしい家は...
徳田秋声 「足迹」
...目ぼしい物はたった一品もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...多くの中から目ぼしい若者を養子に抜いてゆくのであろう...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...何にも目ぼしい作書いてないものね...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...大抵目ぼしい、小作人組合の主だった、(ならず者ども)は、残らず町の刑務所へ抛り込まれてしまった...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...眼下の谷間での目ぼしいもので...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...しばらく目ぼしいものは見つからなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...あたりに目ぼしいものが有ると云ふわけでもなく...
松本たかし 「松本たかし句集」
...何も目ぼしいものがなかつた...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...目ぼしい物は何も残っていなかった...
吉川英治 「三国志」
...よじ登って来る目ぼしい敵を狙い打ちに射とめ...
吉川英治 「私本太平記」
...家蔵(いえくら)にある金銀財宝の目ぼしい物をまとめさせ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...貴公を加えて、ざっと三十名、それだけが一束になって死ねば、紋太夫以下の奸党、目ぼしい者は、誅殺(ちゅうさつ)できる...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...目ぼしい戦国武士がみずから書いたものである...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...この冒険に乗り出した先駆者たちの中で特に目ぼしいのは...
和辻哲郎 「鎖国」
...衣食以外の労働で目ぼしいのは採鉱冶金・金銀細工・建築・土木などであるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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