...目ぼしい支那の革命家は...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...女は目ぼしい衣類や持物を詰め込んだ幾個(いくつ)かの行李をそっと停車場まで持ち出して...
徳田秋声 「足迹」
...東京の息子(むすこ)の家の目ぼしい着物を悉皆(すっかり)預って丸焼にした家もある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...大抵目ぼしい、小作人組合の主だった、(ならず者ども)は、残らず町の刑務所へ抛り込まれてしまった...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...目ぼしい荷物は持つて行きますが...
原民喜 「災厄の日」
...目ぼしい家ならたいてい知っています」「望楼のすぐ下...
久生十蘭 「だいこん」
...眼下の谷間での目ぼしいもので...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...唐草文様(からくさもよう)などの工合のいい古瓦のかけらの他にはこれといって目ぼしいものも見あたらなかった...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...あたりに目ぼしいものが有ると云ふわけでもなく...
松本たかし 「松本たかし句集」
...何か目ぼしい事件があると忘れずにそれをつけさせたし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...吾々は人込みを縫って目ぼしい品々を漁った...
柳宗悦 「全羅紀行」
...兜の金具の目ぼしいを附けおるを打ち止めなされよ...
山田美妙 「武蔵野」
...棺桶を発(ひら)いて目ぼしいものを奪い取る...
夢野久作 「書けない探偵小説」
...少ない女の目ぼしいところは...
吉川英治 「大岡越前」
...よじ登って来る目ぼしい敵を狙い打ちに射とめ...
吉川英治 「私本太平記」
...家蔵(いえくら)にある金銀財宝の目ぼしい物をまとめさせ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...座の目ぼしい女をさらっていつのまにか別間へかくれ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...その間のキリシタン伝道の目ぼしい事件のなかに...
和辻哲郎 「鎖国」
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