...惜気(をしげ)もなくばら撒(ま)いてみたところで一向利き目が無い...
薄田泣菫 「茶話」
...蜻は相場師と同じやうに後方(うしろ)に目が無いので...
薄田泣菫 「茶話」
...そちら側の外にはどこにも切れ目が無いやうだつた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...井戸の煉瓦構造には不純物が入るような孔や裂け目が無いことを知らせてくれた...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...清国政府に対して面目が無い...
太宰治 「惜別」
...一向に効き目が無い...
中島敦 「南島譚」
...あの部屋のあたりには人目が無い上に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お邪魔じゃ有りませんか」「イイエ」「それじゃア」ト云いながら文三は部屋へ這入(はい)ッて坐に着いて「昨夜(さくや)は大(おおき)に失敬しました」「私(わたくし)こそ」「実に面目が無い...
二葉亭四迷 「浮雲」
...こっちに目が無いのを幸いに...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
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