...混合液を数分のあいだ震盪し...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...すべてを瓶に入れ、震盪し、透明になるまで静置する...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...振盪して微妙なる音樂を節奏し...
石川啄木 「女郎買の歌」
...死因は後頭部の打撲傷に依る脳震盪(のうしんとう)で...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...先に挙げた平凡な後頭部の打撲による脳震盪が死因であると云う以外に...
大阪圭吉 「闖入者」
...北窓から飛び込んで南側の庭へ抜けるつもりでガラス障子にくちばしを突き当てて脳震盪(のうしんとう)を起こして即死したのである...
寺田寅彦 「柿の種」
...自分なども一度学校の玄関の土間のたたきに投げ倒されて後頭部を打って危うく脳震盪(のうしんとう)を起こしかけたことがあった...
寺田寅彦 「相撲」
...静かなうちに微細な震盪(しんとう)を感ずるもののごとくに揺れた...
夏目漱石 「明暗」
...濁浪渤然として柱石震盪(しんとう)し...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...同書第一巻、政治の部の註に、本文自主・任意・自由ノ字ハ、我儘放盪ニテ、国法ヲモ恐レズトノ義ニ非ラズ、総テ其国ニ居リ、人ト交テ、気兼ネ遠慮ナク、自分丈ケ存分ノコトヲナスベシトノ趣意ナリ、英語ニ之ヲ「フリードム」又ハ「リベルチ」ト云フ、未ダ的当(てきとう)ノ訳字アラズ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...決シテ我儘放盪ノ趣意ニ非ズ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...生来この藻は流水や噴泉で不断盪(あら)わるる処に生えるがその胞子が偶然止水中に入って困(くる)しんだ余り一計を案じ魚に託生してその魚が游(およ)ぐとちょうど生活に必要ほどな振動を受け動水中にあると同然に活きいたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...絶壑層雲許盪胸...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...再会盪レ胸当レ有レ日...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...元五郎親爺の死因は過失から来た急劇脳震盪(のうしんとう)ということに決定したが...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...毎夜(まいよ)の習はし……飯田町(いひだまち)を発した大貨物列車が崖上(がけうへ)の中古(ちゆうぶる)な借家(しやくや)を船のやうに揺盪(ゆす)つて通つた...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...盪石(とうせき)の二将に戦闘用意を命じ...
吉川英治 「三国志」
...盪石(とうせき)の二手の勢と闘い...
吉川英治 「三国志」
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