例文・使い方一覧でみる「盛場」の意味

...ものは違っても家業の愛想――盛場（さかりば）の吉原にさえ... ものは違っても家業の愛想――盛場の吉原にさえの読み方
泉鏡花「唄立山心中一曲」

...土地が大した盛場になっていた為であった... 土地が大した盛場になっていた為であったの読み方
徳田秋声「あらくれ」

...盛場が目と鼻の間でしたし……... 盛場が目と鼻の間でしたし……の読み方
永井荷風「にぎり飯」

...玉の井の盛場（さかりば）も程近いので... 玉の井の盛場も程近いのでの読み方
永井荷風「※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］東綺譚」

...其処はもう玉の井の盛場を斜に貫く繁華な横町の半程（なかほど）で... 其処はもう玉の井の盛場を斜に貫く繁華な横町の半程での読み方
永井荷風「※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］東綺譚」

...この盛場の女は七八百人と数えられているそうであるが... この盛場の女は七八百人と数えられているそうであるがの読み方
永井荷風「※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］東綺譚」

...この番地のあたりはこの盛場では西北の隅（すみ）に寄ったところで... この番地のあたりはこの盛場では西北の隅に寄ったところでの読み方
永井荷風「※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］東綺譚」

...それと共に東武鉄道会社が盛場の西南に玉の井駅を設け... それと共に東武鉄道会社が盛場の西南に玉の井駅を設けの読み方
永井荷風「※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］東綺譚」

...一体この盛場では... 一体この盛場ではの読み方
永井荷風「※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］東綺譚」

...わたくしは毎夜この盛場へ出掛けるように... わたくしは毎夜この盛場へ出掛けるようにの読み方
永井荷風「※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］東綺譚」

...盛場の食堂はいつも賑はつてゐた... 盛場の食堂はいつも賑はつてゐたの読み方
原民喜「壊滅の序曲」

...上の方の中学生は盛場の夜の魅力に惹かれてか... 上の方の中学生は盛場の夜の魅力に惹かれてかの読み方
原民喜「壊滅の序曲」

...盛場の食堂はいつも賑（にぎ）わっていた... 盛場の食堂はいつも賑わっていたの読み方
原民喜「壊滅の序曲」

...上の方の中学生は盛場の夜の魅力に惹（ひ）かれてか... 上の方の中学生は盛場の夜の魅力に惹かれてかの読み方
原民喜「壊滅の序曲」

...そのうち仕事の関係で彼は盛場裏の酒場や露路奥の喫茶店に足を踏入れることが急に増えて来た...
原民喜「火の唇」

...そのうち仕事の関係で彼は盛場裏の酒場や露次奥の喫茶店に足を踏み入れることが急に増（ふ）えて来た...
原民喜「火の唇」

...ほんに哀れなしがない手業（てわざ）にあの盛場から此の盛場あの宴席からこの宴席をめぐり歩く... ほんに哀れなしがない手業にあの盛場から此の盛場あの宴席からこの宴席をめぐり歩くの読み方
三上於兎吉「艶容万年若衆」

...小村が文豪然と気取りながら道頓堀（どうとんぼり）あたりの盛場を... 小村が文豪然と気取りながら道頓堀あたりの盛場をの読み方
山下利三郎「流転」

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