...フランクリンは危険を忘れてその指で盛んな火花を出して...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...コツンコツンを盛んにやったが...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...英国では老人でも子供でも皆野外の運動を盛んにやる...
大隈重信 「始業式に臨みて」
...もつと努力が旺(さか)んで内部の芸術的活動が盛んであれば...
田山録弥 「三月の創作」
...ルイス・アップルトン〔英国委員の書記〕フヒフセル婦人〔ロンドン〕ただしこの婦人の目的は今日において各国相競いて兵備を盛んにするはそもそも婦女輩の罪なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...下から薪が盛んに焚かれている...
豊島与志雄 「公孫樹」
...あの盛んな火の色が見えないでしょうが...
中里介山 「大菩薩峠」
...盛んに唄い出すマドロスの咽喉(のど)を見て...
中里介山 「大菩薩峠」
...自他の懸隔(けんかく)差等を無視する平等観の盛んな時代においては...
夏目漱石 「創作家の態度」
...魔神信仰は盛んであり...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...これはしばしば盛んな伝道を駄目にしてしまうのであり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...君も隨分盛んだねえ...
水野仙子 「輝ける朝」
...盛んに索麪(そうめん)を食べたといって...
柳田國男 「日本の伝説」
...こちらのようには盛んに用いていない...
柳田国男 「年中行事覚書」
...また少なくとも上代には盛んであって...
柳田国男 「雪国の春」
...盛んに譫語(うわごと)を云い初めたものだそうです...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...あんな芸術が盛んになるのは太平の余慶で...
夢野久作 「能とは何か」
...やゝもう時季は過ぎてゐたがそれでもまだ附近の内海では盛んに名物の鯛がとれてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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