「益」の意味
利益や利点
小説での「益」の使い方
...かくて掘出されたる眞理は益「個體」の底に横たはる「人」に肉迫するであらう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...この地に商業を営んで盛んに利益を獲得しつつあった...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...特に我青年諸氏に利益と快樂とを與ふるものを撰拔せり...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...問題は単に野球部の利益などではない...
戸坂潤 「社会時評」
...黨首としては大隈伯の對手に非ず然るに憲政黨は侯を誘ふて黨首の位地に立たしめむとす是れ果して憲政黨の利益なる乎侯にして若し憲政黨に入らば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...上来雖説定散両門之益望仏本願意在衆生一向専称弥陀仏名(じょうらいすいせつじょうざんりょうもんしえきもうぶつほんがんいざいしゅじょういっこうせんしょうみだぶつみょう)と釈をなさいました...
中里介山 「法然行伝」
...人類生活が益々繁忙なものになりゆく以上...
中原中也 「新短歌に就いて」
...プロレタリアの勝利のために利益をもたらすものにのみ芸術作品の価値がある!否! とある人は答へるであらう...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...人に語るも無益なるを知り...
福澤諭吉 「人生の樂事」
...嘸(さぞ)マア海防家には有益の事でありましょう...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...三益、夜になって帰って来た、「しょがない奴だね」と怒ってみたが、やっぱりいゝ奴だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一人の作家として自力で可能な範囲での努力は益おしみなくやって見る必要があるという結論を導き出すのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...よむ方が益はかどれば、益こせこせ、ね一寸見て、一寸見てとうるさい子供式のことはなくなります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私の利益を良心よりも重く見させるために哲学が我々に示す次のような事例は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...益山税所の姿はみえず...
山本周五郎 「いさましい話」
...もう焦心(あせ)っても無益です...
吉川英治 「三国志」
...そしてフランスの得る利益は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...しかし遥かに最大の利益は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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