...出来る出来ぬの詮議は無益(むやく)の沙汰ぢや...
芥川龍之介 「地獄変」
...益々女の事から離れるものである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...してみると四社連盟による利益を蒙るものは必ずしも協定加入の各会社ばかりではなく...
伊丹万作 「映画界手近の問題」
...神と仏がおうたなら巽(たつみ)の鬼をうちやぶり弥陀(みだ)の利益(りやく)をさぐるべし六道(ろくどう)の辻(つじ)に迷うなよ「何だか辻褄(つじつま)の合わぬまずい文句だし...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...されば自己の団体の戦闘力を減ずるようなことはすべて不利益で...
丘浅次郎 「進化論と衛生」
...それで家賃を払っても差引何ほどの利益があると...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...単色光で照らして干渉の縞(しま)を示すも有益であろう...
寺田寅彦 「物理学実験の教授について」
...火は益々燃え上るばかりである...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...益さんは弟(おとと)に会うため...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...ただ一事無益の好事(こうず)を企(くわだ)てたるのみ...
福沢諭吉 「旧藩情」
...同行母上、柳と三益...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...こうすることで有益な情報が得られる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...すると運転手は益々得意になつて要もないのに激しい汽笛を鳴しつゞけた...
牧野信一 「熱海線私語」
...全くよく御承知の通りのわけで、もと、一つ二つ伝記としてよんだことがあっただけ故、矢張り有益です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私は益瑞々しくなければならないのですもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ああ川は益田川の上流だ...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...なんのご利益にもなりますまい...
吉川英治 「新・水滸伝」
......
和辻哲郎 「鎖国」
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