...ベルトがないから、このジャケットには皮帯を合わせたい...
...あの人はいつも、皮帯にこだわっている...
...皮帯を締めすぎると、体に負担がかかるよ...
...彼女は、最近流行りの細い皮帯でウエストを引き締めている...
...皮帯には、少し手入れが必要だから、使い方に気を付けないといけない...
...男の子が皮帯を前後に引っぱっていた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...皮帯でしっかりと台の上に結びつけられた...
海野十三 「地球盗難」
...彼は手と足とを緊縛(きんばく)した皮帯の間から外すことに...
海野十三 「地球盗難」
...まず右足が皮帯の間からズルズルと抜けた...
海野十三 「地球盗難」
...私は、皮帯を外して、外へ出た...
海野十三 「地球要塞」
...そのほか靴墨やら野菜やらぼたんやら皮帯なんかも大道で売ってる...
谷譲次 「踊る地平線」
...その長上衣の上に国民兵の皮帯と弾薬盒とをつけていたが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...皮帯と軍帽とを持っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...雪駄直しの皮臭きは昔の事にして今は兵隊の皮帯電車の車掌のカバン臭気共に近づくべからず...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...ズボンは皮帯にて締めボタンを隠すなり...
永井荷風 「洋服論」
...それからだらしなく下った皮帯の端が...
久生十蘭 「魔都」
...上衣の裾から皮帯の端のようなものが垂れ下り...
久生十蘭 「魔都」
...だらしなく皮帯などをぶらさげるところをもって...
久生十蘭 「魔都」
...解けかかった皮帯は...
久生十蘭 「魔都」
...アルト・マック・アルトは銀のかざりした皮帯に下げた短剣に右の手をやった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「琴」
...白い上衣を皮帯ごしに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...腹のところを皮帯でしめている...
水野葉舟 「遠野へ」
...朽葉色(くちばいろ)の田螺頭巾(たにしずきん)をかぶり、それより色の黒い頬のコケに、長いもみ上げをばさらと散らし、虱(しらみ)もいそうな破れ袍(ごろも)をおかしげに着て、皮帯皮靴、大股ひらいて、拳(こぶし)を天に振っている...
吉川英治 「新・水滸伝」
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