例文・使い方一覧でみる「津」の意味

...興津（おきつ）……東海道の興津に... 興津……東海道の興津にの読み方
泉鏡花「浮舟」

...三島の町から逃れ出て沼津をさしてどんどん歩き... 三島の町から逃れ出て沼津をさしてどんどん歩きの読み方
太宰治「老ハイデルベルヒ」

...津軽地方の或る部落... 津軽地方の或る部落の読み方
太宰治「冬の花火」

...彼より先に美津枝は来ていました... 彼より先に美津枝は来ていましたの読み方
豊島与志雄「白蛾」

...美津子さんは正午すぎまで寝ていらしたようでした... 美津子さんは正午すぎまで寝ていらしたようでしたの読み方
豊島与志雄「花子の陳述」

...「宇津木、君は今頃、こんなところに何をしているのだ」乗物の先を払って来たその人は、まさしく山崎譲でありました...
中里介山「大菩薩峠」

...宿直の宇津木と黒崎とに腕をさすらせたものである... 宿直の宇津木と黒崎とに腕をさすらせたものであるの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...あの時の木村摂津守の役目となり... あの時の木村摂津守の役目となりの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...「叔母さんは相変らず色気がないな」「この年齢になって色気があっちゃ気狂（きちがい）だわ」津田は縁側（えんがわ）へ腰をかけた...
夏目漱石「明暗」

...黙って寝ていた津田は急に口を開いた... 黙って寝ていた津田は急に口を開いたの読み方
夏目漱石「明暗」

...しかし津田はお延からそれを聴（き）かされていなかったので... しかし津田はお延からそれを聴かされていなかったのでの読み方
夏目漱石「明暗」

...津田は腹の中で往復に費やす車夫の時間さえ考えた... 津田は腹の中で往復に費やす車夫の時間さえ考えたの読み方
夏目漱石「明暗」

...「津田はあたしの夫です... 「津田はあたしの夫ですの読み方
夏目漱石「明暗」

...津軽家は順承（ゆきつぐ）の世に柏軒を招請し... 津軽家は順承の世に柏軒を招請しの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...島津氏の支配になって後... 島津氏の支配になって後の読み方
柳田国男「海上の道」

...三重県宇治山田市船江町）土佐の津大（つだい）村と伊予の目黒村との境の山に... 三重県宇治山田市船江町）土佐の津大村と伊予の目黒村との境の山にの読み方
柳田國男「日本の伝説」

...遠く白頭山の西麓から発して、中途で虚川江、長津江、近く渾河や靉河を入れて、全長百四十里に及ぶ此河は、水量の尠いと共に急勾配の河床と岩礁とが多く、江口から安東までさへ吃水四尺以上の汽船は航行し難い...
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

...今――三条口から大津の方へ... 今――三条口から大津の方への読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

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