...彼女は百端をこなす器用な人だ...
...百端を網羅することで、より幅広い視野を持つことができる...
...彼は百端の才能を持っているが、どれを専攻するか迷っている...
...この仕事は百端に渡って多くのスキルを必要とする...
...百端を極めることで、自分の強みを発見することができる...
...人事百端とも申すべき俗世界の世の中から...
上村松園 「「草紙洗」を描いて」
...譎詐(けっさ)百端至らざる無かった...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...ただ拘泥(こうでい)せざるを特色とする、人事百端、遭逢纏綿(そうほうてんめん)の限りなき波瀾(はらん)はことごとく喜怒哀楽の種で、その喜怒哀楽は必竟(ひっきょう)するに拘泥するに足らぬものであるというような筆致が彼らの人生に齎(もたら)し来(きた)る福音(ふくいん)である...
夏目漱石 「写生文」
...遭逢(さうほう)百端(ひやくたん)千差万別...
夏目漱石 「人生」
...「臣等伏して、方今、政権の帰する所を察するに、上(かみ)帝室に在らず、下(しも)人民にあらず、夫れ有司、上帝室を尊ぶと曰(い)はざるに非ず、而して帝室漸く、其尊栄を失ふ、下人民を保つと云はざるには非ず、而して政令百端、朝出暮改、政刑情実に成り、賞罰愛憎に出づ、言路壅蔽(げんろようへい)、困苦告る無し」云々...
蜷川新 「天皇」
...長し短し取捨百端...
福沢諭吉 「新女大学」
...新体詩人の推敲(すゐかう)百端...
山路愛山 「詩人論」
...半年ごとに、その期間の出勤日数百二十日以上のものは、一位の(つむぎ)三十疋、綿三十屯、布百端、(すき)百六十口(こう)より従八位の一疋、綿一屯、布三端、十口まで、官位に応じて禄をうける...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...布千二百端を引きあてている...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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