...「百千万の計」でよく使われる...
...宝くじで「百千万円」を当てた夢を見た...
...計算が苦手で、百千万を数えるのに時間がかかる...
...スピーチの中で「百千万の感謝を込めて」と言った...
...クラッシック音楽の演奏会で、百千万種類ある楽曲の中から選曲するのは難しい...
...人事(じんじ)僅かに至らぬところあるが為に、幾百千の人が、一通りならぬ苦しみをすることを思うと、かくのごとき実務的の仕事に、ただ形ばかりの仕事をして、平気な人の不親切を嘆息せぬ訳にゆかないのである...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...人事僅に至らぬ處あるが爲に、幾百千の人が、一通(とほり)ならぬ苦みをすることを思ふと、斯の如き實務的の仕事に、只形許(かたばか)りの仕事をして平氣な人の不信切を嘆息せぬ譯にゆかないのである...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...悔(くい)の八千度百千度(やちたびももちたび)...
巌谷小波 「こがね丸」
...或は真正面の百千の像となって...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...われわれはわれわれの生活を百千の簡単な試みによってためすことができる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...百千の読者の心に迫るのだ...
太宰治 「めくら草紙」
...筆をとるまでは百千万の想像が阿修羅の如くあばれまわっていたのに...
豊田三郎 「リラの手紙」
...百千万キロワットの水力のスイッチをひねったようなものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...幾百千とも知れぬ小魚が...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...ところが今日では、百千のイズム、形式が混在していると同時に、文学の全体的総合、さらに進んで音楽も絵画も文学をも包括する総合的境地が開拓されつつあるのである...
平林初之輔 「『心理試験』を読む」
...百千年來絶て無きものが...
福沢諭吉 「帝室論」
...數百千年來賞罰共に專制の政府より出るの法にして...
福沢諭吉 「帝室論」
...数百千年養い得たる我日本武士の気風(きふう)を傷(そこな)うたるの不利は決して少々ならず...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...そはまた百千(もゝち)の妖魔をくらます白金(しろがね)の剣ともなりて月光と共に競ふらむ……...
牧野信一 「青白き公園」
...深山の中に無量百千万の猿集りて罵りける処へ坐しぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...百千のその天の太鼓は鳴っていながらそれで少しも鳴っていなかったのです...
宮沢賢治 「インドラの網」
...高楼(たかどの)に百千の燈籠をかざり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鳴門の渦潮百千の鼓(つづみ)の遠音(とおね)とも聞えるであろう頃...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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