...「百千万の計」でよく使われる...
...宝くじで「百千万円」を当てた夢を見た...
...計算が苦手で、百千万を数えるのに時間がかかる...
...スピーチの中で「百千万の感謝を込めて」と言った...
...クラッシック音楽の演奏会で、百千万種類ある楽曲の中から選曲するのは難しい...
...芸術界等の大立物のみでも幾百千というを知らなかった...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...書き連(つら)ねたる百千(もゝち)の文に...
高山樗牛 「瀧口入道」
...横笛が悲しさは百千(もゝち)の恨みを聞くよりもまさり...
高山樗牛 「瀧口入道」
...では私の百千度(ももちたび)の接吻を籠(こ)めて...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...この山名物の狼が百千群をなして時とすると旅人を襲ったのであった...
田中貢太郎 「鍛冶の母」
... 90斯く百千の軍勢は兵船並に陣營を出でゝ隊伍を順々に大海原の岸の上...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...軍旅の暦は夏秋をすぎゆうべ上海を拔いて百千キロ...
萩原朔太郎 「南京陷落の日に」
...幾百千となくチラチラ飛びちがっている...
久生十蘭 「昆虫図」
...其これを与うるの間に母徳無形の感化力は有形物に優ること百千倍なるを忘る可らず...
福沢諭吉 「新女大学」
...片腕に百千人の力がこもっているのを感じた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...そはまた百千(もゝち)の妖魔をくらます白金(しろがね)の剣ともなりて月光と共に競ふらむ……...
牧野信一 「青白き公園」
...しかもその欠点を挙げて「その集も閲(けみ)するに大かた解しがたき句のみにてよきと思ふ句はまれまれなり」といひ「百千の句のうちにてめでたしと聞ゆるは二十句にたらず覚ゆ」と評せり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...其家に百千種の不祥事を生ぜしめんと欲す...
南方熊楠 「詛言に就て」
...それは過去の幾百千万の家庭のなかみと同じになってしまうから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いな!今までのどのような場合よりも百千倍も強く身にヒシヒシと痛感するのである!ツヤ ゲエ!(吐く)久子 どうしたの...
三好十郎 「猿の図」
...百千の家の前の雁木(がんぎ)が無益になってしまう...
柳田国男 「雪国の春」
...幾百千となく屈折した光りで...
山本周五郎 「山彦乙女」
...われに百千の水軍あり...
吉川英治 「三国志」
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