...彼は白痴だから、仕事はできない...
...家の前にいた白痴のような猫を追い払った...
...白痴的な行動をする人が周りにいて困る...
...学校で白痴とからかわれたことがあった...
...白痴的な質問に対して、辛抱強く答えた...
...自分は白痴のようにだらだらと国道を歩いて行ったに相違ないのだろう...
犬田卯 「錦紗」
...白痴の様にポカンと口を開いたまま...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...白痴、唖(おし)、……それを一言でも口に出して言って、二人で肯定し合うのは、あまりに悲惨だからである...
太宰治 「桜桃」
...あの恐しい小説『罪と罰』『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『死人の家』等が...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...白痴の主人公は、愛情の昂奮に駆られた時、不意に対手の頭を擲ろうとする衝動が起り、抑えることが出来ないで苦しむのである...
萩原朔太郎 「僕の孤独癖について」
...君は社会及び人類から白痴乃至狂人として取扱はるべき人間だ...
原民喜 「舌」
...その人は白痴のやうに寝そべつて...
原民喜 「雲雀病院」
...白痴(こけ)づらに青っ洟...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...白痴の大女に悩まされて...
火野葦平 「花と龍」
...白痴女ヤスを嫌って...
火野葦平 「花と龍」
...それ白痴(こけ)が出来合靴(ぐつ)を買うのじゃないが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...十号はこの病院の特殊病棟で、白痴と、瘋癲病者の病棟である...
北條民雄 「間木老人」
...白痴か狂人かと神経を緊張させて...
北條民雄 「間木老人」
...――白痴になっていた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...白痴のようににたにたと笑った...
牧逸馬 「上海された男」
...「そんな者は白痴というのであろう」と...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...雄猫まで疑うような白痴はまっぴらです」「その...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...いわゆる白痴美(はくちび)でなく...
吉川英治 「新書太閤記」
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