...彼は白痴だから、仕事はできない...
...家の前にいた白痴のような猫を追い払った...
...白痴的な行動をする人が周りにいて困る...
...学校で白痴とからかわれたことがあった...
...白痴的な質問に対して、辛抱強く答えた...
...白痴がどうかしてだんだん真(ま)人間にかえる時はそうもあろうかと思われるように...
有島武郎 「或る女」
...お前はこの部屋で何をしているのかい」アネットは白痴の唖女のように...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...白痴ではないかと疑われるくらいである...
太宰治 「正義と微笑」
...この白痴と比較されて...
太宰治 「正義と微笑」
...白痴の天才は断然...
太宰治 「正義と微笑」
...教練や体操はいつも見学という白痴に似た生徒でした...
太宰治 「人間失格」
...こいつ白痴(こけ)じゃないのかい?」と彼は...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...大袈裟に言えば白痴美とも言えるようなものが湛えられていました...
豊島与志雄 「白蛾」
...白痴のやうにやさしい奴等...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...おれは何という白痴だったんだ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...白痴美といったようなもんだわ」腕時計に目をやりながら...
久生十蘭 「あなたも私も」
...他はドストエフスキイの「白痴」のそれである...
堀辰雄 「詩人も計算する」
...白痴(こけ)が虫歯を押さえている手付きにもさながらで...
正岡容 「小説 圓朝」
...白痴の人ならば多少其情慾を制限すればとてもと/\其分量が少ければ余り感ぜざれども...
正岡子規 「読書弁」
...著者ポール氏自らかの孤児院に往きてその一人を延見(ひきみ)しに普通の白痴児の容体で額低く歯やや反(そ)り出(で)動作軽噪時々歯を鳴らし下顎攣(ひき)つる...
南方熊楠 「十二支考」
...お八重(やえ)という白痴の娘を連れて...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...朝鮮の青年が「天界ホテル」の寝室にいた白痴のマリを殺害しようとした未遂事件...
吉行エイスケ 「スポールティフな娼婦」
...例の白痴がいつのまにかやって来て昨日の通りに石を持ち腕を曲げ首をかしげて...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??