...彼は白痴だから、仕事はできない...
...家の前にいた白痴のような猫を追い払った...
...白痴的な行動をする人が周りにいて困る...
...学校で白痴とからかわれたことがあった...
...白痴的な質問に対して、辛抱強く答えた...
...あるいは白痴だったというのならべつだが...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...白痴だつたのです...
太宰治 「右大臣実朝」
...白痴の母親はもとここの家にいたことがあるので...
田畑修一郎 「石ころ路」
...あの白痴の女にも選ぶということがあり...
田畑修一郎 「石ころ路」
...自身新英蘭(ニューイングランド)で一時白痴院(はくちいん)の看護手をしたことがあると云うて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...……「白痴」――十一月の末のことであった...
豊島与志雄 「作家的思想」
...白痴の口止めは不可能に近い...
豊島与志雄 「花ふぶき」
...幻影のように白痴のように立っていました...
豊島与志雄 「水甕」
...白痴のようにながめてることもあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...白痴なのであろう...
中島敦 「環礁」
...いろんなことを聽きましたよ」白痴(こけ)が鯉でも釣つたやうな勢で飛んで來ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...白痴の主人公は、愛情の昂奮に駆られた時、不意に対手の頭を擲らうとする衝動が起り、押へることが出来ないで苦しむのである...
萩原朔太郎 「僕の孤独癖について」
...せがれの面まで白痴(こけ)面に見えてうす汚なくてたまらない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それ白痴(こけ)が出来合靴(ぐつ)を買うのじゃないが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...妹が白痴であることから...
松永延造 「職工と微笑」
...「白痴が男に二人...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...白痴になるとまもなくどこかへ行ってしまって戻らねえだ...
山本周五郎 「麦藁帽子」
...不具(かたわ)では……白痴(ばか)では無論ないけれども確に普通(なみ)ではない...
若山牧水 「一家」
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