...彼は白痴だから、仕事はできない...
...家の前にいた白痴のような猫を追い払った...
...白痴的な行動をする人が周りにいて困る...
...学校で白痴とからかわれたことがあった...
...白痴的な質問に対して、辛抱強く答えた...
...×ボオドレエルは白痴になつた後...
芥川龍之介 「河童」
...他の一人は白痴(はくち)になつてしまふ...
芥川龍之介 「近頃の幽霊」
...「松川農場たらいうだが」「たらいうだ?白痴(こけ)」彼れは妻と言葉を交わしたのが癪(しゃく)にさわった...
有島武郎 「カインの末裔」
...苟(いやし)くも瘋癲(ばか)か白痴(きちがひ)でない限り...
石川啄木 「道」
...家族中に十九歳の白痴の者あって...
井上円了 「おばけの正体」
...雑種犬にまで白痴にされて段々田舎へ引込んで...
内田魯庵 「犬物語」
...気違ひだの白痴だのと...
太宰治 「右大臣実朝」
...白痴にちかかった...
太宰治 「花燭」
...白痴に近い無礼を働いたということは...
太宰治 「断崖の錯覚」
...しばしば男を白痴にする...
太宰治 「火の鳥」
...――まるで白痴のように……...
豊島与志雄 「未亡人」
...白痴の定吉を玩具にして居たんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んとした白痴(たわけ)だ...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...白痴の主人公は、愛情の昂奮に駆られた時、不意に対手の頭を擲らうとする衝動が起り、押へることが出来ないで苦しむのである...
萩原朔太郎 「僕の孤独癖について」
...白痴か狂人かと神経を緊張させて...
北條民雄 「間木老人」
...「白痴」とほとんど同等に...
堀辰雄 「小説のことなど」
...――白痴らしいな...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...ひょっとしたら白痴か...
吉川英治 「私本太平記」
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