...夜な/\正一位様の御使なる白狐が来て寝る処とかいふ事で...
石川啄木 「葬列」
...常に此新山堂下の白狐龕(びやつこがん)を無賃の宿として居るといふ事も亦...
石川啄木 「葬列」
...夜な/\正一位樣の御使なる白狐が來て寢る處とかいふ事で...
石川啄木 「葬列」
...牛の樣な白狐が飛び出したといふ譯ではなかつた...
石川啄木 「葬列」
...狹い白狐龕(びやくこがん)の中にペタリと坐つて...
石川啄木 「葬列」
...第一一九項 白狐...
井上円了 「おばけの正体」
...信州にては白狐または管狐(くだぎつね)と名づけておく...
井上円了 「おばけの正体」
...「それゆえこのたびのなんもまったく白狐さまのお蔭(かげ)とぞんじ参らせ候是(これ)からは其御内(そのおんうち)の武運長久あしきやまいなきようのきとう毎日毎日致し参らせ候随分(ずいぶん)随分と信心なされるべく………」とか...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...「白狐の命婦之進(みょうぶのしん)」とやらはいつの代にか姿を現わさないようになり...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...」ヘー有難うこれから当世白狐伝を御覧に入れる所なり...
寺田寅彦 「半日ある記」
...彼女の頸(くび)にした白狐(びゃっこ)の毛皮の毛から...
徳田秋声 「仮装人物」
...白狐のお稲荷様の使だ...
豊島与志雄 「道連」
...僕を迎いに白狐を寄来されたんだ...
豊島与志雄 「道連」
...然し僕は白狐だったと云い張った...
豊島与志雄 「道連」
...二百円の白狐でも狐である...
直木三十五 「大阪を歩く」
...ほんの顏を知つてる丈けだよ」「上野のお山中(やまぢう)を夢中にさしたといふ名題の白狐ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...丁度今旅籠に着いて足を洗って居た白狐のおしまが...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...(F・O)S=街道の茶店白狐のおしまが休んで居る...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
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