...この季節は白桃が美味しいですね...
...スーパーで白桃を買ってきてください...
...今日は白桃のケーキを作ります...
...白桃を使ったジュースが大好きです...
...白桃の育て方を調べてみようと思います...
...その川添には白桃の花が咲き...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...それをめぐつて草萌える・よい湯からよい月へ出た・はや芽ぶく樹で啼いてゐる・笠へぽつとり椿だつたはなれて水音の薊いちりん・石をまつり緋桃白桃・みんな芽ぶいた空へあゆむ四月五日花曇り...
種田山頭火 「行乞記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...・青麦ひろ/″\ひらけるこゝろ業平塚・はこべ花さく旅のある日のすなほにも枯草にかすかな風がある旅で無量寿寺くもりおそく落ちる椿の白や赤や明治用水々源池さくらがちれば酒がこぼれます緋桃白桃お嫁さんに逢ふ依佐美無電局花ぐもりの無電塔はがつちりとして四月十七日曇...
種田山頭火 「旅日記」
...桃に白桃水蜜桃ができ...
永井荷風 「葛飾土産」
...白桃と二十世紀との味であるという...
中谷宇吉郎 「果物の天国」
...白桃や二十世紀はいうまでもないが...
中谷宇吉郎 「果物の天国」
...柳と柳の間に的(てきれき)と光るのは白桃(しろもも)らしい...
夏目漱石 「草枕」
...もし誰か迎えに来ていたらカバンと岡山の駅で買った白桃のカゴをもたせてかえして...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...白桃や八重桜などが...
柳田国男 「故郷七十年」
...白桃の枝をおろしたりした...
山本周五郎 「竹柏記」
...新しい四目垣(よつめがき)の内外には邸内一面の巴旦杏(はたんきょう)と白桃と...
夢野久作 「笑う唖女」
...白桃の花が白々と月あかりに見えたので...
夢野久作 「笑う唖女」
...大安寺の門前には山梨の高い一樹が白桃かと思ふやうな花を著けてゐた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...で、つい答えを忘れて、何となく眼をあげると、眼の前へ、白桃の花びらが、霏々(ひひ)と情あるもののように散ってきた...
吉川英治 「三国志」
...白桃(しろもも)の小枝(こえだ)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...三「師匠、ここかえ?」「なんでも、町端(まちはず)れで、桃の樹(き)があるっていいましたぜ」「じゃあ、ここでしょう、白桃と、緋桃(ひもも)が、家の横に、咲いてるもの...
吉川英治 「松のや露八」
...白桃の花よりは先に風に散ってしまいはしないかと思われるほど弱々しい...
吉川英治 「松のや露八」
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