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伊良子清白 「孔雀船」
...あたしの恐(おそ)ろしい白栲(しろたへ)が...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「癩病やみの話」
...白栲(しろたへ)の袖(そで)著具(きそな)ふ六手腓(たこむら)七に虻(あむ)掻き著き...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...白栲のきぬの川べに...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...目にふるゝ物皆たふとく覺ゆるに白丁のほのめくを見てよめる歌三首かしこきや神の白丁(よぼろ)は眞さやけき御裳濯川に水は汲ますも白栲のよぼろのおりて水は汲む御裳濯川に口漱ぎけり蘿蒸せる杉の落葉のこぼれしを白丁はひりふ宮の垣内にこの日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...途に遙に小爆布をのぞむ多度山の櫟がしたに刈る草の秣が瀧はよらで過ぎゆく養老公園落葉せるさくらがもとの青芝に一むら淋し白萩の花養老の瀧白栲の瀧浴衣掛けて干す樹々の櫻は紅葉散るかも瀧の邊の槭(もみぢ)の青葉ぬれ青葉しぶきをいたみ散りにけるかも十七日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...その背景には更らに深い霞のおちに赤石連山が白栲(しろたえ)の峰をつらね...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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