...幸せの極みにも登り詰めることができ...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...崖道を登り詰めると...
大阪圭吉 「死の快走船」
...登り詰めると起してあった揚げ蓋をパターンと閉じた...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...その裏門横の傾斜を登り詰めると何のためか本館内庭の花園の隅へ...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...疲れ切った足を引き摺(ず)って、ぼんやりと私は、そのつづら折りの山道を登っていましたが、登り詰めると、今度は山の背を大分行ったところで……こんもり繁った大きな木の下あたりで、もう一つ、右手の山をめぐる小径(こみち)に分れているらしい様子です...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...岨路(そばみち)を登り詰めると...
夏目漱石 「虞美人草」
...消極より積極に向って登り詰める状態である...
夏目漱石 「坑夫」
...右の方へ登り詰めると...
夏目漱石 「坑夫」
...坂を登り詰めると私達は背後に海が遥かに見降せる丘の上に出てゐた...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...納戸から三階になつて屋根裏の一角に達する階段を登り詰めると...
牧野信一 「南風譜」
...この石段を登り詰めると...
室生犀星 「はるあはれ」
...その険峻な峰を登り詰めると...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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