例文・使い方一覧でみる「登り坂」の意味
スポンサーリンク...その帰りに人通りの少ない屋敷続きの登り坂へかかると... 
芥川龍之介 「春の夜」
...登り坂となっているのであるが...
海野十三 「西湖の屍人」
...ぐるぐるまわった、登り坂です...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...あれから登り坂になって...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...「登り坂が、おわったところに、製材会社の支線があります...
江戸川乱歩 「天空の魔人」
...男盛りの登り坂にかかる時だ...
大杉栄 「獄中消息」
...山の登り坂にさしかかつても...
太宰治 「津軽」
...それから勾配のきつい登り坂になるのであった...
田中貢太郎 「忘恩」
...道が登り坂になって...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「乞食」
...今や資本主義の登り坂を登って行くかのようにさえ云われている...
戸坂潤 「技術の哲学」
...登り坂の小さな道をいくつか行ったが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...ゆるやかな登り坂か降り坂になつていて...
三好十郎 「肌の匂い」
...やや登り坂の両側に仕事場が軒を並べている...
柳宗悦 「北九州の窯」
...甲斐は登り坂のほうへ向かった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...暗い狸穴（まみあな）の街路は静な登り坂になっていて...
横光利一 「微笑」
...左は叡山延暦寺（えいざんえんりゃくじ）への登り坂...
吉川英治 「新書太閤記」
...氣がつけば道は次第に登り坂になつてゐた...
若山牧水 「熊野奈智山」
...温泉場の裏から直ぐ登り坂となっていた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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