...怎麼(いか)にしけん登り得ず...
巌谷小波 「こがね丸」
...それを登り切ると...
海野十三 「深夜の市長」
...「高き地(ところ)に登りて西の方を見れば...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...天皇が葛城山の上にお登りになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...廊下を行つては三段程の段階子を登り又廊下を行つては三段程の段階子を登り一番奥まつた中二階に余を導く...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...上へ上へと登りました...
田中貢太郎 「死人の手」
...暫くはまた右に折れ左に曲る街道を登り続けて行ったが...
田中英光 「箱根の山」
...素足に下駄穿きでサッサッと登りつめて...
中里介山 「大菩薩峠」
...李徴子ではないか?」袁は李徴と同年に進士の第に登り...
中島敦 「山月記」
...(鹽原之山中蛤の化石を産す故に結末之に及ぶ)うみ苧集(一)二月二十五日筑波山に登りて夫婦餅を詠ずる歌并反歌狹衣の小筑波嶺ろは...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...また那智で一丈四方ほどの一枚巌(いわ)全くこの藻を被(かぶ)りそれから対岸の石造水道を溯って花崗石作りの手水鉢(ちょうずばち)の下から半面ほど登りあるを見た...
南方熊楠 「十二支考」
...川に浴する人の尿道に登り入りて後...
南方熊楠 「十二支考」
...お日さまがお登りですわ...
宮澤賢治 「氷と後光」
...団子坂を登り切って右に曲り暫く行くと忽ち須藤の邸の杉林が...
宮本百合子 「犬のはじまり」
...登り/\て足下を見れば半刻ほど前に登り来りし道...
夢野久作 「白くれない」
...なお未だ北の方の登りを...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこを縫う道に多少のゆるい登りや降りがあるだけである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それこれで暫くその愛鷹登りが滯つてゐたが...
若山牧水 「樹木とその葉」
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