...「アルプス山の絶頂に登りて...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...もと来た山の方へ登り始める...
芥川龍之介 「トロツコ」
...我々は寺院へ通じる美しい並木路を登り...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...然し太陽が登り、町の背後の山々を照らすと共に、私も追々元気になって行ったが、それでも、港内の船を批評的に見た私は、どっちかというと、失望を感じたことをいわねばならぬ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...眞先に僕が木登りして...
石川啄木 「漂泊」
...だれも富士山に登りて...
井上円了 「おばけの正体」
...一瀑を登りしに、また一瀑あり...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...御諸山に登りしと...
高木敏雄 「比較神話学」
...眩暈(めまい)するような急坂を登り降りする青年らは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...冬中これ等の人員が登り降りをしていた...
中谷宇吉郎 「冬ごもり」
...「さア、人様にきかれると、一寸(ちょっと)困るけれど、まア、世間並に出来るのは、タイプライター」「うん、それはそうだろうな」「それから、山登りに泳ぎに、ゴルフに、スキーに」「ま、待ってくれ、姉さんとは大変な違いじゃないか、――ピアノはどうだ」「音楽は大きらい、ピアノに綱をつけてなら引いて見せるわ」「驚いたなどうも」「ことに流行歌と来たら、聴いただけでも歯が浮く位――お兄様の前だけれど、ウ、フ」すべてこういった調子です...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...と又、登りだした...
ビョルンステェルネ・ビョルンソン Bjornstjerne Bjornson 宮原晃一郎訳 「鷲の巣」
...各家は道路から登り階段が続いており...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...これから国境稜線まではひたすらな登りである...
松濤明 「春の遠山入り」
...「上の大松のあたりだぞ」休之助はけんめいに登り続けた...
山本周五郎 「風流太平記」
...のそのそと登りかけた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ぼくはちょうど富坂の登りへかかった辺で電車線路へころがり落ちた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...やがて決心して攀(よ)じ登り始める...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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