...二マイルにして登りはいよいよ本式になり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...山登りは完全な用意が必要だとつくづく情けなくなった...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...彼は草叢からコソコソと匍いだしては樹の上に登り...
海野十三 「地球盗難」
...廊下を行つては三段程の段階子を登り又廊下を行つては三段程の段階子を登り一番奥まつた中二階に余を導く...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...自分は広い街道を急いで駆け登り...
田中英光 「箱根の山」
...高野へお登りなさるゝか...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...「こうしちゃいられねえんだ」再びお絹を背負い上げて登りはじめようとしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...草山を登り詰めて...
夏目漱石 「虞美人草」
...二階と一階の間にははしごがなく振り仰ぐと二階へ登り口のあなから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...昭和九年二月著者我が心また新しく泣かんとす冬日暮れぬ思ひ起せや岩に牡蠣漂泊者の歌日は斷崖の上に登り憂ひは陸橋の下を低く歩めり...
萩原朔太郎 「氷島」
...山の上に登りつめて来た...
林芙美子 「浮雲」
...悪沢の登り――遠目にはなかなか凄かったが...
松濤明 「春の遠山入り」
...沢を遡行(そこう)して登りつめたところから漫然と尾根を下ったり...
松濤明 「ピークハンティングに帰れ」
...その勾配を、小旗握った宿屋の番頭に引率された善男善女の大群が、連綿として登り、下りしていて、左右の土産物屋は浅草の仲見世のようである...
宮本百合子 「上林からの手紙」
...久しく踏み慣れぬ大理石の階(きざはし)を登り...
森鴎外 「舞姫」
...小原までは登りの半分ということですが...
吉川英治 「江戸三国志」
...と下から城太郎は登り詰めて行った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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