...山に登る人かになるが...
石川欣一 「可愛い山」
...都会の登山者がいる時にかぎられていることに気がつかぬ...
石川欣一 「山を思う」
...子供がよく登って行ったもんですよ...
田山花袋 「日本橋附近」
...T君の住まいは玄関から座敷まで百何十メートル登らなければならないのである...
寺田寅彦 「小浅間」
...――登美子の手紙だ...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...殊に主人の駒井能登守が砲術の名手として聞えた人であるだけに...
中里介山 「大菩薩峠」
...議事堂の塔の上に駆け登つた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「十三時」
...彼はかわるがわる彼等を背中に負ってやって登った...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...あまり面白そうなので私も折々遅ればせに出かけては石燈籠の台に登ったりして...
牧野信一 「鬼涙村」
...五月にこの筑波にもう一度登って来い!仙太 おっと...
三好十郎 「斬られの仙太」
...第二百三十八茶話会(さわかい)中川の去りて後(のち)小山は独(ひと)りお登和嬢と対座せしが嬢の様子の引立たぬを見て心の愁(うれい)を想い遣(や)り「お登和さん...
村井弦斎 「食道楽」
...」「高きに登るということは...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...島も是非なくついて登る...
森鴎外 「阿部一族」
...「それでまた何十人かの貧乏人が助かることでしょう」登は来る途中のことを思いだし...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...多数の人間を登場さして舞台面の空弱な処を埋めたり...
夢野久作 「能とは何か」
...ふいに階を登つて來て...
吉川英治 「折々の記」
...山(けんざん)の登りへかかりかけた...
吉川英治 「三国志」
...巽小文治(たつみこぶんじ)が息(いき)をあえぎつつ登(のぼ)ってくるすがたが見えはじめた...
吉川英治 「神州天馬侠」
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