...爾来(じらい)登城する毎に...
芥川龍之介 「煙管」
...元気にまかせて心ゆくまで山と戯れたような登りようをして...
石川欣一 「可愛い山」
...此の山へお登りなされ候上はいかで御命に障り候べき...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...すぐ上の四十四番に拝登する...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...週末の休暇にすべてを忘却して高山に登る心の自由は風流である...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...能登守に導かれてこの廊下を渡って行ってしまった時分に...
中里介山 「大菩薩峠」
...人の目の屆かぬ折を覗つてあの松の枝に攀(よ)ぢ登り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...また学校に呼びて梯子登りの稽古か...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...登場する頼盛 おお...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...むげに登山熱に反對するものでは無い...
水上瀧太郎 「山を想ふ」
...テンピというのも過渡時代の姑息(こそく)器械でモー一層進歩したら誰の家にもストーブを置かなければならん」お登和嬢「しかしそうおっしゃった処で世間の人がその通りにしていないから仕方がありません...
村井弦斎 「食道楽」
...小山は好(よ)き折とて直(す)ぐに話頭(わとう)を向け「時にお登和さん...
村井弦斎 「食道楽」
...私はその三階に登つて行つた...
室生犀星 「帆の世界」
...筑波山に登って山上で泊った...
柳田国男 「故郷七十年」
...北でも南でもこの日山に登る風習は広く行われていて...
柳田国男 「年中行事覚書」
...一段ほど高い台地を登って...
山本周五郎 「失蝶記」
...猫のように緊張しながら匐い登って行くと...
夢野久作 「白菊」
...暗いうちからぞろぞろ年賀に登城して来た...
吉川英治 「新書太閤記」
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