...グループの発頭人になることが彼の夢だ...
...会議では発頭人が議題を提案する...
...このプロジェクトの発頭人として、彼はリーダーシップを発揮した...
...あの政党は常に発頭人の発言を聞くだけだ...
...組織内で発頭人を選出するための条件が存在する...
...発頭人(ほっとうにん)のお上は勿論「青ペン」中(じゅう)の女の顔を蚯蚓腫(みみずば)れだらけにしたと言うことです...
芥川龍之介 「温泉だより」
...この発頭人は僕ではない...
芥川龍之介 「島木赤彦氏」
...お敏を隠した発頭人...
芥川龍之介 「妖婆」
...或は古山の方が当の発頭人であるかも知れない...
石川啄木 「雲は天才である」
...此の人相実験の発頭人であり案内者であるくせに残花は『お前達には騙されないぞ』といふやうな顔を粧ふて較やもすれば馬鹿にするやうな口気があつた...
内田魯庵 「人相見」
...――そう考えたのは彼自身が発頭人なのであったが...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...あのウォーシントン銀行事件の発頭人じゃありませんか」探偵は叫んだ...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...残酷を製造した発頭人(ほっとうにん)に向うよりほかに仕方がない...
夏目漱石 「野分」
...残酷を製造した発頭人は世間である...
夏目漱石 「野分」
...あの狼藉のそもそもの発頭人は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...清河八郎はその発頭人でありましたが...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...善光寺の御本尊を難波(なにわ)堀江に流し捨てさせた発頭人(ほっとうにん)だからというのでありますが...
柳田國男 「日本の伝説」
...もしきめたとすれば発頭人(ほっとうにん)は誰かということになるが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...行衛(ゆくえ)を晦(くら)ましちまやがったんだ」「……………」「……その中でも発頭人(ほっとうにん)になっていた野郎がワザと故郷の警察に嘘を吐(つ)きに帰りやがったんだ...
夢野久作 「怪夢」
...そいつがこの事件のソモソモの発頭人で...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...しかも三木一城の今日の運命を招来(しょうらい)した発頭人(ほっとうにん)であるところの別所賀相(よしすけ)が...
吉川英治 「黒田如水」
...この事件を大事にした発頭人(ほっとうにん)と皆から叱られていたのである...
吉川英治 「親鸞」
...発頭人は従僕頭(がしら)でしたが...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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