例文・使い方一覧でみる「癪」の意味


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...歸らないのがだから...   歸らないのが癪だからの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...園長はそのタンクの中に入っているのです!」帆村はグンとにさわった揚句(あげく)(それは彼の悪い癖だった)大変なことを口走ってしまった...   園長はそのタンクの中に入っているのです!」帆村はグンと癪にさわった揚句大変なことを口走ってしまったの読み方
海野十三 「爬虫館事件」

...そういう発作的な疳(かんしゃく)は半ば病態のせいで...   そういう発作的な疳癪は半ば病態のせいでの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...それが(しゃく)にさわって芹沢は...   それが癪にさわって芹沢はの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...どうにもならないのが(しゃく)だ...   どうにもならないのが癪だの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...自分はまた自分がに障ってならなかった...   自分はまた自分が癪に障ってならなかったの読み方
夏目漱石 「行人」

...さっきは別に腹も立たなかったが今度は(しゃく)に障(さわ)った...   さっきは別に腹も立たなかったが今度は癪に障ったの読み方
夏目漱石 「坊っちゃん」

...ツイ小(こしゃく)にさわったものでしょう...   ツイ小癪にさわったものでしょうの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...」なぞといわれたが、過日、『源氏物語』劇化について、随分お骨折なされたにもかかわらず、良い結果を見なかったあとで、氏の顔を見た時に、当局の許可不許可にかかわらず、芝居道というものがどんなもので、疳を起してもどうもならないということを、さぞ不味(ふみ)にお味(あじわ)いになったことも多かったろう、当年の疳など、芸術家としての疳で、むしろ、思出は悪くないと思った...   」なぞといわれたが、過日、『源氏物語』劇化について、随分お骨折なされたにもかかわらず、良い結果を見なかったあとで、氏の顔を見た時に、当局の許可不許可にかかわらず、芝居道というものがどんなもので、疳癪を起してもどうもならないということを、さぞ不味にお味いになったことも多かったろう、当年の疳癪など、芸術家としての疳癪で、むしろ、思出は悪くないと思ったの読み方
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」

...疳(かんしゃく)をおこし...   疳癪をおこしの読み方
長谷川時雨 「田沢稲船」

...勝手にしなと肝(かんしゃく)を起こせば...   勝手にしなと肝癪を起こせばの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...無茶に――発作的にそんな非常識な癇に燃えたつてゐた...   無茶に――発作的にそんな非常識な癇癪に燃えたつてゐたの読み方
牧野信一 「海棠の家」

...その後は西洋画を排斥する人に逢うと癇(かんしゃく)に障るので大に議論を始める...   その後は西洋画を排斥する人に逢うと癇癪に障るので大に議論を始めるの読み方
正岡子規 「画」

...それが獨歩のに障つてゐたのでせう...   それが獨歩の癪に障つてゐたのでせうの読み方
正宗白鳥 「昔の西片町の人」

...少しく(しゃく)に触(さわ)る者あればすなわち指さして殺すので...   少しく癪に触る者あればすなわち指さして殺すのでの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...「きさまは(しゃく)に障る野郎だ」と松田はくいしばった歯のあいだから云った...   「きさまは癪に障る野郎だ」と松田はくいしばった歯のあいだから云ったの読み方
山本周五郎 「さぶ」

...迎えを重ねるのも(しゃく)なので不問にしていた...   迎えを重ねるのも癪なので不問にしていたの読み方
吉川英治 「三国志」

...(しゃく)にさわってならねえ...   癪にさわってならねえの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「癪」の読みかた

「癪」の書き方・書き順

いろんなフォントで「癪」

「癪」の英語の意味

「なんとか癪」の一覧  


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奔流のような   率土     

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