例文・使い方一覧でみる「癇」の意味


スポンサーリンク

...癪(かんしゃく)を起して彼の「浦島太郎」を引き裂(さ)いた後(あと)さえ...   癇癪を起して彼の「浦島太郎」を引き裂いた後さえの読み方
芥川龍之介 「少年」

...(かん)で背たけが伸び切らないといったような少年だった...   癇で背たけが伸び切らないといったような少年だったの読み方
有島武郎 「生まれいずる悩み」

...そして無性(むしょう)に癪(かんしゃく)を起こし続けた...   そして無性に癇癪を起こし続けたの読み方
有島武郎 「卑怯者」

...私が癪を起したのを見て...   私が癇癪を起したのを見ての読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...高い聲で云つて...   癇高い聲で云つての読み方
石川啄木 「菊池君」

...」「癪を抑へてゐるのだい...   」「癇癪を抑へてゐるのだいの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...たうとう癪を起して立ち上つた...   たうとう癇癪を起して立ち上つたの読み方
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」

...そしてわざと暗い所を択(よ)って縺(もつ)れ合ってゆく柔弱な輩(やから)を見るといきなり横づっぽうの一つも張り飛ばしてやりたいほど(かん)がたって...   そしてわざと暗い所を択って縺れ合ってゆく柔弱な輩を見るといきなり横づっぽうの一つも張り飛ばしてやりたいほど癇がたっての読み方
橘外男 「ナリン殿下への回想」

...「そんなことをいくらいったってはじまらない! 癖がお起きになれば...   「そんなことをいくらいったってはじまらない! 癇癖がお起きになればの読み方
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」

...幸子も(かん)が立って来て...   幸子も癇が立って来ての読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...やはり同様の堪忍なり難い癖を持っていて...   やはり同様の堪忍なり難い癇癖を持っていての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...勝気で癪持ちに皮肉もののあるはずがない...   勝気で癇癪持ちに皮肉もののあるはずがないの読み方
長谷川時雨 「マダム貞奴」

...東京へ追いかえすつもりだったのね」カオルが(かん)をたてた声で...   東京へ追いかえすつもりだったのね」カオルが癇をたてた声での読み方
久生十蘭 「あなたも私も」

...癪(かんしゃく)を起して...   癇癪を起しての読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」

...性(かんしょう)らしく...   癇性らしくの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...癖と稽古の厳重さで正しく只圓翁の後を嗣いでいたのは斎田惟成氏であった...   癇癖と稽古の厳重さで正しく只圓翁の後を嗣いでいたのは斎田惟成氏であったの読み方
夢野久作 「梅津只圓翁伝」

...そこでそのまま癲を起しちゃって...   そこでそのまま癲癇を起しちゃっての読み方
横光利一 「上海」

...癪を起こしたり...   癇癪を起こしたりの読み方
和辻哲郎 「漱石の人物」

「癇」の読みかた

「癇」の書き方・書き順

いろんなフォントで「癇」

「癇」の英語の意味

「癇なんとか」といえば?  


ランダム例文:
影絵   廃物利用   油断ならぬ  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
指定席   百姓一揆   原点回帰  

スポンサーリンク

トップへ戻る