例文・使い方一覧でみる「癇」の意味


スポンサーリンク

...少くとも学者らしい顔をする者には忽ち癪(かんしやく)を起したと見え...   少くとも学者らしい顔をする者には忽ち癇癪を起したと見えの読み方
芥川龍之介 「芭蕉雑記」

...御病身で、癖がお強く、御鞠の御名人で、しかも世に例のなかつたほどの美貌でいらつしやつたとか、そんな事くらゐを人から聞かされてゐる程度でございますが、いづれは非凡の御手腕もおありになつたお方に違ひございません...   御病身で、癇癖がお強く、御鞠の御名人で、しかも世に例のなかつたほどの美貌でいらつしやつたとか、そんな事くらゐを人から聞かされてゐる程度でございますが、いづれは非凡の御手腕もおありになつたお方に違ひございませんの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...将監癖つのって...   将監癇癖つのっての読み方
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」

...しかも癖にまかせて...   しかも癇癖にまかせての読み方
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」

...いつたい彼女は性(かんしょう)のせゐか...   いつたい彼女は癇性のせゐかの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」

...癪(かんしゃく)の強いぎょろりとした大きな出眼の...   癇癪の強いぎょろりとした大きな出眼のの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...「疳」とか「」とかいう字を使った方が適切な場合が多かろうというものです...   「疳」とか「癇」とかいう字を使った方が適切な場合が多かろうというものですの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...それとも少しは(かん)づいているところがあるの」「そうですね」津田は考えざるを得なかった...   それとも少しは癇づいているところがあるの」「そうですね」津田は考えざるを得なかったの読み方
夏目漱石 「明暗」

...こつちで癪を起すことがよくあります...   こつちで癇癪を起すことがよくありますの読み方
萩原朔太郎 「ふつくりとした人柄」

...額にの筋を立て...   額に癇の筋を立ての読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...それが無念で……」がたかぶってきて...   それが無念で……」癇がたかぶってきての読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...三階の総監室では窓から首を引ッ込めた総監が癪を起したような声で拡声電話器に怒鳴っている...   三階の総監室では窓から首を引ッ込めた総監が癇癪を起したような声で拡声電話器に怒鳴っているの読み方
久生十蘭 「魔都」

...一とうとう癪(かんしゃく)をおこしてしまった母親は...   一とうとう癇癪をおこしてしまった母親はの読み方
本庄陸男 「白い壁」

...お粂の仲の町張(ちょうば)りな(かん)ぺきはいッぺんにそこへ叩きつけざるを得なくなりまして...   お粂の仲の町張りな癇ぺきはいッぺんにそこへ叩きつけざるを得なくなりましての読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...きイんと性(かんしょう)をおびた駄々ッ子声で...   きイんと癇性をおびた駄々ッ子声での読み方
吉川英治 「私本太平記」

...(かん)ばしった声を...   癇ばしった声をの読み方
吉川英治 「松のや露八」

...ただ早く行けじゃ分らないじゃないか」病人と慌(あわ)て者のあいだに立って一人で癪(かんしゃく)を起してしまう...   ただ早く行けじゃ分らないじゃないか」病人と慌て者のあいだに立って一人で癇癪を起してしまうの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...癪を起こしたり...   癇癪を起こしたりの読み方
和辻哲郎 「漱石の人物」

「癇」の読みかた

「癇」の書き方・書き順

いろんなフォントで「癇」

「癇」の英語の意味

「癇なんとか」といえば?  


ランダム例文:
レフト   兄貴格   ささ  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
停戦合意   影武者   百姓一揆  

スポンサーリンク

トップへ戻る