例文・使い方一覧でみる「瘴」の意味


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...気(しやうき)の如く纏綿(てんめん)してゐた...   瘴気の如く纏綿してゐたの読み方
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」

...乃至は気(しやうき)に触れ候者のみに有之(これあり)...   乃至は瘴気に触れ候者のみに有之の読み方
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」

...哲学上の物質主義者……」夜更(よふ)けの往来は靄(もや)と云うよりも気(しょうき)に近いものにこもっていた...   哲学上の物質主義者……」夜更けの往来は靄と云うよりも瘴気に近いものにこもっていたの読み方
芥川龍之介 「彼 第二」

...まるで古沼の底から立つ気(しょうき)のように...   まるで古沼の底から立つ瘴気のようにの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...而も煙蛮雨(しやうえんばんう)の中で生れたもので...   而も瘴煙蛮雨の中で生れたものでの読み方
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」

...こは氣(しやうき)を恐るればなり...   こは瘴氣を恐るればなりの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...此(こ)のもの能(よ)く潮州(てうしう)の霧(しやうむ)を消(け)さん...   此のもの能く潮州の瘴霧を消さんの読み方
泉鏡花 「花間文字」

...予弱冠時就中浜氏習学英語座上得与鹿城西先生相識当時既以同志相期許焉先生時猶在手塚氏塾落拓未遇及後奉命留学荷蘭烟万里同嘗艱難窓雪三冬具共研鑽自此之後離合不一趣向或殊然至其相見莫不握手相歓四十年如一日況我故妻弟紳六受先生之子養承先生之嗣重以姻之戚乎先生既逝我髪亦※今読其行状憶起往事不禁涙之々下也明治三十一年十月榎本武揚誌...   予弱冠時就中浜氏習学英語座上得与鹿城西先生相識当時既以同志相期許焉先生時猶在手塚氏塾落拓未遇及後奉命留学荷蘭瘴烟万里同嘗艱難窓雪三冬具共研鑽自此之後離合不一趣向或殊然至其相見莫不握手相歓四十年如一日況我故妻弟紳六受先生之子養承先生之嗣重以姻之戚乎先生既逝我髪亦※今読其行状憶起往事不禁涙之々下也明治三十一年十月榎本武揚誌の読み方
榎本武揚 「西周伝」

...まるで目に見えぬ気(しょうき)の湧きあがるように不吉な空気が追々(おいおい)色を深め...   まるで目に見えぬ瘴気の湧きあがるように不吉な空気が追々色を深めの読み方
大阪圭吉 「三狂人」

...しかし気またはある種のマラリア(古語)は間欠熱の原因として今でも非常に一般的である...   しかし瘴気またはある種のマラリアは間欠熱の原因として今でも非常に一般的であるの読み方
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」

...いつはりと此の世の気とを俺から遠ざけてくれ...   いつはりと此の世の瘴気とを俺から遠ざけてくれの読み方
ボードレール 富永太郎訳 「午前一時に」

...煙(しやうえん)起る大軍徒渉(とせふ)...   瘴煙起る大軍徒渉の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...癘(しょうれい)の気あって人を傷(いた)ましめるが故に来る勿(なか)れの標示を見て...   瘴癘の気あって人を傷ましめるが故に来る勿れの標示を見ての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...この沼沢地(カデーラ)全体が蘇鉄花(イリアム・ソニア)の媚薬の気に包み込まれ...   この沼沢地全体が蘇鉄花の媚薬の瘴気に包み込まれの読み方
久生十蘭 「地底獣国」

...なお烟(しょうえん)の裡に包まれて...   なお瘴烟の裡に包まれての読み方
日野強 「新疆所感」

...不毛疫(ふもうしょうえき)...   不毛瘴疫の読み方
吉川英治 「三国志」

...濛々(もうもう)と烟(しょうえん)が起り...   濛々と瘴烟が起りの読み方
吉川英治 「三国志」

...そうしてこの有名な癘の地に一五〇三年の四月末までまごついていた...   そうしてこの有名な瘴癘の地に一五〇三年の四月末までまごついていたの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「瘴」の読みかた

「瘴」の書き方・書き順

いろんなフォントで「瘴」

「瘴」の英語の意味

「瘴なんとか」といえば?  


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交わる   無効   大詔  

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