...雪の水はアルプス渓谷の多くの住民におきる頚の瘰癧様の腫脹の原因と汚名をきせられていたが...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...釣革につかまつてゐる小意氣な年増の白粉のたまつてゐる耳の下には眞赤な肉の上つてゐる瘰癧の切り痕...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...(その首には瘰癧(るいれき)かなんかの傷痕(きずあと)があった...
高見順 「如何なる星の下に」
...瘰癧(るいれき)...
谷譲次 「踊る地平線」
...結核患者や瘰癧(るいれき)患者はその病状を見ればわかる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...虚弱で瘰癧やみで淫蕩な種族の絶滅を欲するなら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...その中には瘰癧、眩暈、水腫、癲癇、痛風、心臓病、黄疸、半麻痺、などなど、があった...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...瘰癧性腺炎(るいれきせいせんえん)にかゝり...
林芙美子 「浮雲」
...瘰癧(るいれき)のある人生...
林芙美子 「泣虫小僧」
...瘰癧の増殖による衰弱と診断した...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...(a)或る人はおそらくこの想像のおかげで瘰癧(るいれき)をわが国におとしてゆくのに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...瘰癧にかかったスペイン人たちの間には...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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