...瘤(こぶ)が一つ出来ただけだった...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...葭簀張りの小学校舎をつくった時代にあっては瘤から頭ごなしにやられていた一戸籍係にすぎなかったのだ...
犬田卯 「瘤」
...改めて瘤礼讃の一席を弁じた男を考えた田辺定雄は...
犬田卯 「瘤」
...……そしてやがて瘤もやって来た...
犬田卯 「瘤」
...瘤の野郎をぐうの音も出させまいと凹ませたっち話よ...
犬田卯 「瘤」
...肩のところにある瘤(こぶ)が気に入って買ってしまったのさ」「誰から買ったんですの」「さあ...
海野十三 「三人の双生児」
...彼はまたアンテュロスと同じように動脈瘤の手術をする...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...人は石の瘤を手につかみ...
大町桂月 「妙義山の五日」
...お爺さんの瘤が一夜のうちに消失してゐるのを見てとつて...
太宰治 「お伽草紙」
...お爺さんは、あわてず、にこにこして、「この瘤が、雨に打たれてヒンヤリするのも惡くないわい...
太宰治 「お伽草紙」
...瘤取りの二老人も浦島さんも...
太宰治 「お伽草紙」
...瘤(こぶ)付きなのに...
辰野九紫 「青バスの女」
...瘤(こぶ)や青痣(あおあざ)ができた者があるばかりで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...摺剥(すりむき)や瘤を拵(こさ)えるのも構わず...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...ただし私の考えではこのフスベは贅すなわち瘤のことであろうと思う...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...大動脈瘤なら私の処へ毎日のように押しかけて参りますので...
夢野久作 「冥土行進曲」
...その時の傷や瘤(こぶ)が...
吉川英治 「親鸞」
...いつも体のどこかにあざや瘤(こぶ)をこしらえていたり――というような日常を半面に持ち――つねにそれを激励されていたような時代の風が...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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