...脳卒中後に痲痺が残った...
...痲痺の程度によってはリハビリが必要だ...
...痲痺が引き起こす合併症に注意が必要だ...
...手を痲痺させた原因が分からない...
...病気以外にも痲痺を引き起こす要因がある...
...痲痺(まひ)しきったような葉子の感覚はだんだん回復して来た...
有島武郎 「或る女」
...南蛮(なんばん)秘法の痲痺薬(しびれぐすり)……あの...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...手も足も痲痺したかの如く...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...梅毒は甚しく身体を弱くし特に神経系を犯せば痲痺性痴呆などと云うて...
丘浅次郎 「人類の将来」
...小児痲痺(まひ)で片方の脚が全然だめなのでした)は...
太宰治 「人間失格」
...すれたというのか痲痺(まひ)したというのか...
太宰治 「パンドラの匣」
...そして心臓痲痺の前兆でもあるさうな(私は脳溢血を欣求してゐるが...
種田山頭火 「其中日記」
...それからは全身が痲痺したやうになつて...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...しかしこの争いに彼の力の一部は痲痺(まひ)していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...頭脳の一部が痲痺したのではないかと思う...
豊島与志雄 「反抗」
...姉は心臓痲痺(まひ)を起して了つてゐて...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...かの痲痺したる灰色の群れの一人となりて...
ノワイユ夫人 Comtesse de Noailles 堀辰雄訳 「生けるものと死せるものと」
...「孝吉が演習中に心臓痲痺で死んだのやと...
久生十蘭 「ノア」
...あたかも精神の痲痺(まひ)を催してまた私権を衛(まも)るの気力もなく...
福沢諭吉 「日本男子論」
...その報いは結核性痔瘻と梅毒の硬化ええ! 肛門も何も滅茶苦茶だおまけに感覚はすっかり痲痺なおその上に拘留と罰金さそれを宣告した巡査が...
細井和喜蔵 「泥沼呪文」
...売るといふことは大概彼は痲痺してゐて...
牧野信一 「裸虫抄」
...芸術的良心を痲痺させてしまって出版業者に動員されて...
宮本百合子 「業者と美術家の覚醒を促す」
...鰒に中毒(あた)ると何もかも痲痺(しびれ)てしもうて...
夢野久作 「近世快人伝」
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