...脳卒中後に痲痺が残った...
...痲痺の程度によってはリハビリが必要だ...
...痲痺が引き起こす合併症に注意が必要だ...
...手を痲痺させた原因が分からない...
...病気以外にも痲痺を引き起こす要因がある...
...「わたしはこの間もある社会主義者に『貴様は盗人(ぬすびと)だ』と言われたために心臓痲痺(まひ)を起こしかかったものです...
芥川龍之介 「河童」
...痲痺(まひ)しきったような葉子の感覚はだんだん回復して来た...
有島武郎 「或る女」
...官能の鋭敏と徳性の痲痺とは都會生活の二大要素である...
石川啄木 「田園の思慕」
...手も足も痲痺したかの如く...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...その場に立ち竦んで心臟痲痺を起したり...
海野十三 「恐怖について」
...家へ帰って五日目に心臓痲痺(まひ)を起して頓死(とんし)したとやら...
太宰治 「新釈諸国噺」
...小児痲痺(まひ)で片方の脚が全然だめなのでした)は...
太宰治 「人間失格」
...すれたというのか痲痺(まひ)したというのか...
太宰治 「パンドラの匣」
...そして心臓痲痺の前兆でもあるさうな(私は脳溢血を欣求してゐるが...
種田山頭火 「其中日記」
...けれどもみのるの心はふと痲痺してゐた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...心臓が痲痺したものと...
豊島与志雄 「田園の幻」
...頭脳の一部が痲痺したのではないかと思う...
豊島与志雄 「反抗」
...其(そ)の痲痺(まひ)する力(ちから)に對(たい)する抵抗力(ていかうりよく)が衰(おとろ)へて居(ゐ)るので徳利(とくり)が一本(ぽん)づつ倒(たふ)されて次(つき)の徳利(とくり)に手(て)が掛(かゝ)つたと思(おも)ふ頃(ころ)板(いた)の間(ま)では一同(どう)のたしなみが亂(みだ)れて威勢(ゐせい)が出(で)た...
長塚節 「土」
...あたかも精神の痲痺(まひ)を催してまた私権を衛(まも)るの気力もなく...
福沢諭吉 「日本男子論」
...その報いは結核性痔瘻と梅毒の硬化ええ! 肛門も何も滅茶苦茶だおまけに感覚はすっかり痲痺なおその上に拘留と罰金さそれを宣告した巡査が...
細井和喜蔵 「泥沼呪文」
...翌日もまた痲痺剤の力をかりてそれに二...
正岡子規 「病牀苦語」
...五分間後に確実な全神経の痲痺を起し...
夢野久作 「暗黒公使」
...――おたがいがすでに痲痺を怖れあうほどにまで眼に見...
吉川英治 「親鸞」
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