...細長い橋を痩腕のやうに延ばして横になつてゐる町がかすかになつて川下に見えるばかりだつた...
有島武郎 「幻想」
...鋤と鍬だ、と痩腕で、たちまち息ぜわしく、つい汗になる処から――山はもう雪だというのに、この第一回には、素裸の思案入道殿をさえ煩わした...
泉鏡花 「薄紅梅」
...静岡は六升代でも痩腕にゃ堪(こた)えまさ...
泉鏡花 「婦系図」
...自分でも見すぼらしく思うばかりの痩腕を高くあげて万歳を叫んだのであるが...
上田広 「指導物語」
...たゆまざる努力を用いて必ずやこの老いの痩腕に八郎にも劣らぬくろがねの筋をぶち込んでお目に掛けんと固く決意仕り...
太宰治 「花吹雪」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...撞球場なんかに不似合なロシア的な而も痩腕を変に彎曲したひょろ長い姿で...
豊島与志雄 「阿亀」
...自由に痩腕を世に揮うことが出来...
豊島与志雄 「理想の女」
...自分も痩腕(やせうで)で農業を覚えるのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...貴様の痩腕(やせうで)でどうしようというのだ」「理窟を言うなよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...いかにもおれの痩腕じゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...おてつだいをして上げる気になりました」「お前のその痩腕(やせうで)で...
中里介山 「大菩薩峠」
...この神尾の痩腕で……」「どういたしまして...
中里介山 「大菩薩峠」
...けれども倅(せがれ)の痩腕(やせうで)を便(たより)に...
夏目漱石 「永日小品」
...私の痩腕による副収入とではとてもやってゆけるものではなく...
牧野富太郎 「植物記」
...私の痩腕による副収入とではとてもやってゆけるものではなく...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...工場におけるその痩腕(やせうで)の稼ぎから生み出した賃銀に由って自己の衣食を支え...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...何人もある子供をこんな女の痩腕一つで育てゝゐるんだ...
吉川英治 「折々の記」
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