...痘痕を残さずに治療する方法を調べている...
...彼女の美肌には一つの痘痕もなかった...
...痘痕は治ったけど、まだまだシミが残っている...
...痘痕だらけの肌を見たくないので日焼け止めを使うようにしている...
...痘痕の治療には時間がかかることが多い...
...うす痘痕(いも)のある顔は...
芥川龍之介 「枯野抄」
...彼等の前には薄痘痕(うすいも)のある百姓の女房が立っていた...
芥川龍之介 「百合」
...彼は深い痘痕(あばた)を持つ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...満面の痘痕を蠢(うごめ)かして...
泉鏡花 「婦系図」
...その痘痕(あばた)めい...
泉鏡花 「婦系図」
...夏蜜柑のやうな痘痕面(あばたづら)をした少将の後には...
薄田泣菫 「手品師と蕃山」
...わたくしは朝鮮人らしい痘痕(あばた)の目につく若い洋服の男が...
永井荷風 「勲章」
...蘇生したけれど彼は満面に豌豆大の痘痕を止めた...
長塚節 「太十と其犬」
...ひどい痘痕(あばた)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ひどい痘痕(あばた)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...無残にも小豆(あずき)大の赤黒い痘痕(あばた)が...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...伯母さんの痘痕は見えぬかえと笑ふに...
樋口一葉 「たけくらべ」
...伯母(おば)さんの痘痕(あばた)は見(み)えぬかえと笑(わら)ふに...
樋口一葉 「たけくらべ」
...また薄痘痕(うすあばた)のもある...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...薄痘痕(うすいも)があッて...
広津柳浪 「今戸心中」
...軽(かろ)からぬ痘痕(いも)があッて...
広津柳浪 「今戸心中」
...おかげで小太郎は痘痕(あばた)を残さずに済んだが...
山本周五郎 「初蕾」
...その痘痕面(あばたづら)の奴がひょいと降り口で振り返った拍子に私の顔を見ると...
夢野久作 「暗黒公使」
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