...四月余(げつよ)の不眠症の為に〇・七五のアダリンを常用しつつ...
芥川龍之介 「病中雑記」
...自虐症○孤独癖○自然的○断食...
種田山頭火 「其中日記」
...あるいはまたアカデミックな精白米の滋味に食い飽きて一種のヴィタミン欠乏症にかかる恐れのあるときの一さじの米ぬかぐらいのつもりでこの一編の所説の中に暗示された何物かを味わってもらわれれば...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...過労のため神経症になったのだが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「ライギット・パズル」
...詳しく症状を説明したが...
徳田秋聲 「和解」
...そしてかかる精神症的特徴は無論かのリビドー――エロス――から説明されねばならない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...それから重症となってからは...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...症状があらわれて初めて放射線を受けたことを知るのである...
永井隆 「長崎の鐘」
...素晴らしく注意して観察された病原論および症状学に加え...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...気鬱症(きうつしょう)は次第に募(つの)って...
野村胡堂 「楽聖物語」
...癆症(らうしやう)の氣味で三月も起きません」「それは氣の毒だな」「毎日夕方から熱が出るんださうで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...追想喪失症と精神乖離症の合併とでもいうところかね...
久生十蘭 「ハムレット」
...「閉居恐怖症」ですか...
深瀬基寛 「悦しき知識」
...また実際の症状さえもまだはっきりわからないのであるが...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...況して少しでも腦症(なうしやう)のあるものは...
三島霜川 「平民の娘」
...一々絵具を使って舌の絵と症状とが描いてあった...
柳田国男 「故郷七十年」
...義軍の兵にも恐怖症がうつったようである...
吉川英治 「三国志」
...……兄貴はすこし恐怖症にとッ憑(つ)かれているらしい...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??