...病身で家にいる友達に、お見舞いの言葉を送りました...
...彼女は病身だが、仕事も休まずに頑張っている...
...勉強や仕事で疲れ果てたら、病身になることもある...
...病身の祖母が欲しいと思っている本を買ってあげました...
...病身でも、日頃からの適度な運動は健康にも大切です...
...病身ながら、鶴吉は若い丈けに気を取り直して、前よりも勉強して店をしたが、籠(こ)められるだけの力を籠め切つて余裕(ゆとり)のない様子が見るに痛(いた)ましかつた...
有島武郎 「お末の死」
...イギリスに今からして二百年前に痩ッこけて丈(せい)の低いしじゅう病身な一人の学者がおった...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...病身な成金の女房(かない)位だつたら...
薄田泣菫 「茶話」
...御病身と云うようなことはないであろうか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...病身でもあるしするので...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...平素から病身で弱いのに...
豊島与志雄 「樹を愛する心」
...オリヴィエは病身で陰気であって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...病身らしい小男で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...またあの女(ひと)のお子さんはたいへん病身でしたが...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...小さな智嚢をしぼつた抗弁も、病身者の嘆願も、はじめのうちこそは笑つてききながされたが始業の日がせまるにしたがつて拷問はますます厳しくなり、あはれな子は毎晩泣きだしては伯母さんにつれられて床にはひるやうになつた...
中勘助 「銀の匙」
...「そのお咲といふのは病身ぢやないのか」「きりやうも良いが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのうえ、病身だし、仕事を減らすことを自分でも考えたほうがよいのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...病身らしい中年仲仕は...
火野葦平 「花と龍」
...もし募集すといふ以上は検閲の責任重くなりて病身の堪(た)ふる所に非ず...
正岡子規 「病牀六尺」
...けれどもお医者たちはこの病身な...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...あなたの病身のお子さんのおもちゃになっているよりは...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...老母と病身の弟があって家計も貧しく...
山本周五郎 「日本婦道記」
...病身の母御がおられるというが...
山本周五郎 「雪の上の霜」
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