...病的に驚悸(きやうき)する種類の人間で...
芥川龍之介 「枯野抄」
...むき出しにした腕には青筋が病的に思われるほど高く飛び出てはいずっていた...
有島武郎 「或る女」
...病的に発達した場合のみが悪いのであるか...
石川三四郎 「社会的分業論」
...渠らは空想にばかり俘(とら)われて夢遊病的に行動する駄々ッ子のようなものだから...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...その方面では病的に強いけれども...
谷崎潤一郎 「鍵」
...己の神経はモウ酒の力でも麻痺されないほど病的に興奮して来るのではあるまいか...
谷崎潤一郎 「恐怖」
...自意識は病的に(プロレタリアなどなら吹き出す程滑稽に)過剰とならざるを得ないのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...病的に過敏になされて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...病的にさへ見える弱々しさと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自惚れが病的に昂じて自己愛の顕示が極端になると...
久生十蘭 「だいこん」
...小兒病的に考へられてはならぬ...
槇本楠郎 「プロレタリア童謠の活用に關する覺書」
...私は珍しく病的に利巧で...
松永延造 「職工と微笑」
...突発的な病的になりやすい十七八の達に対するので...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...実の母親と義理の父親との間の性生活を長く見さされて病的にセックスを嫌った...
三好十郎 「冒した者」
...このロマンチツクな習癖は年と共に段々病的になつて...
村山槐多 「悪魔の舌」
...」と突然に病人が言い出して病的に涙ぐんだ...
室生犀星 「音楽時計」
...話は猫を病的に愛する癖のある隣家のことで...
横光利一 「旅愁」
...ジッと病的に光る眸(ひとみ)をすえた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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