...小さい病める同胞の一人に過ぎない筈であつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...そは皆病める人の詞なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...我病める日の外には殆んど一日も休らふ事能(あた)はざりき...
石川啄木 「閑天地」
...余は慈母がその子の病める時に言語(ことば)に礼を失し易く...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...疼(いた)みにこらへで吾ぞ病める...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...お前の主人が頭が病めるといひ出す...
薄田泣菫 「茶話」
...梅を探りて病める老尼に二三言大正七年? 或は七年以前なるべし...
高浜虚子 「五百句」
...――梅干の味が病める身心にうれしいのである...
種田山頭火 「其中日記」
...ラインハルト合唱団の「吾等(われら)病める足を持ちて雄々(おお)しくも急げり」(第七八番)(J八六四〇)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...素足して踏まんと云ひぬ病める人白き落花の夕暮の庭早く盛りを過ぎた桜が夕暮の庭を白く見せる程吹雪のやうに散つて居る...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...靄かかる人気のない道を辿ると病める天使のみ棲まうところありそこでは夜という名の幻影が黒の玉座に鎮座まします...
エドガー・A・ポオ Edger A. Poe 「ポオ異界詩集」
...「齒車」の中の彼が彼の病める弟とのかかる對話を聞け...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...その病める少女と婚約した...
堀辰雄 「豆自傳」
...一、下戸も喰ひ、上戸も喰ひ、すこやかなる者も喰ひ、病める者も喰ひ、飯喰ふた者も喰ひ、飯喰はぬ者も喰ふ...
子規 「闇汁圖解」
...その病める間も大抵学業を廃せず往々公事をも執行してゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...推するに病める蘭軒は数(しば/\)駕を命ずることの煩はしきに堪へなかつたのであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...爾の管玉は病める蚕(かいこ)のように曇っている...
横光利一 「日輪」
...松明の光りを受けて病める鶴のように長羅の胸の上に垂れていた...
横光利一 「日輪」
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