...おまけに手足にはピリン疹(しん)を生じたれば...
芥川龍之介 「病牀雑記」
...疱瘡痲疹の患者は大抵児供だから...
内田魯庵 「淡島椿岳」
......
内田魯庵 「淡島椿岳」
...そして患者が結核または発疹チフスに罹っていた2−3例を除いて...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...一人として飢餓性もしくは発疹性のチフスに感染せざるはなく...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...これに出て来るライオネル・バリモアーの役が湿疹(しっしん)に悩まされていることになっていてむやみにからだじゅうをかきむしる...
寺田寅彦 「破片」
...粟粒疹熱(つぶはしか)と俗にいう病だ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...これァ麻疹(はしか)のようなもんだから...
久生十蘭 「ノア」
...両頬に青銅色をした発疹があり...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...たちまち蕁麻疹(ジンマシン)...
古川緑波 「うどんのお化け」
...その三百十二わたくしは文久壬戌七月七日に柏軒の長女洲が流行の麻疹に罹つて死んだことを記し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...江戸中に流行(はや)った麻疹(はしか)になって...
森鴎外 「雁」
...この年六月中旬から八月下旬まで麻疹(ましん)が流行して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...宇乃は九つの年に麻疹を済ましていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...麻疹はいのち定めという...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐から虎之助が麻疹で寝ていると聞き...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...近頃痳疹(はしか)が流行りよるけに何かよい禁厭(まじない)はないかちゅう話から...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...麻疹(はしか)ともつかぬ御病気...
吉川英治 「大岡越前」
便利!手書き漢字入力検索