...おまけに手足にはピリン疹(しん)を生じたれば...
芥川龍之介 「病牀雑記」
...消耗熱の発疹も顕著になり...
東健而訳 大久保ゆう改訳 「瀕死の探偵」
...麻疹(はしか)の流行に際し...
井上円了 「おばけの正体」
...長崎渡りの珍菓として賞(め)でられた軽焼があまねく世間に広がったは疱瘡(ほうそう)痲疹(はしか)の流行が原因していた...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...疱瘡痲疹の呪(まじな)いとなってる張子(はりこ)の赤い木兎(ずく)や赤い達磨(だるま)を一緒に売出した...
内田魯庵 「淡島椿岳」
......
内田魯庵 「淡島椿岳」
...これに出て来るライオネル・バリモアーの役が湿疹(しっしん)に悩まされていることになっていてむやみにからだじゅうをかきむしる...
寺田寅彦 「破片」
...汗疹が少し引いたようですわ」と...
外村繁 「日を愛しむ」
...私はかなり重い麻疹(はしか)にかかつて幾日か学校を休んだのちやつとのことで出席したら意外にも受持ちの先生がかはつてゐた...
中勘助 「銀の匙」
...口の周囲に膿泡疹ができ...
永井隆 「長崎の鐘」
...汗疹(あせも)をとめるといって...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...これァ麻疹(はしか)のようなもんだから...
久生十蘭 「ノア」
...良三は紅疹の簇(むらが)り発したのを見て喜に耐へず...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...この年六月中旬から八月下旬まで麻疹(ましん)が流行して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...麻疹(はしか)のときや疱瘡(ほうそう)のときはもちろん...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...「麻疹くらいなら駕籠でゆけば大丈夫ではありませんか」「原田さまがそう仰しゃいましたの」「もちろん...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...麻疹(はしか)は済んだのだろう...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...麻疹で亡くした子供の初盆をすませたばかりの頬に...
横光利一 「夜の靴」
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