例文・使い方一覧でみる「疳」の意味


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...癖(かんぺき)が募り出して自分ながら始末をしあぐねているような倉地とがまともにぶつかり合ったら...   疳癖が募り出して自分ながら始末をしあぐねているような倉地とがまともにぶつかり合ったらの読み方
有島武郎 「或る女」

...そこからやりどころのない悲哀と癪(かんしゃく)とがこんこんとわいて出た...   そこからやりどころのない悲哀と疳癪とがこんこんとわいて出たの読み方
有島武郎 「或る女」

...また昼夜を問わず、(かん)高い、哀れっぽい調子の笛を聞くことがある...   また昼夜を問わず、疳高い、哀れっぽい調子の笛を聞くことがあるの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...時々笛が高く鳴る...   時々笛が疳高く鳴るの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...最後には私も癪(かんしゃく)を起して...   最後には私も疳癪を起しての読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」

...甥は性(かんしょう)の目を伏せているばかりで...   甥は疳性の目を伏せているばかりでの読み方
徳田秋声 「黴」

...芸者買の面白さは人を有頂天ならしめ下(げかん)の痛さは丈夫を泣かしむ...   芸者買の面白さは人を有頂天ならしめ下疳の痛さは丈夫を泣かしむの読み方
永井荷風 「偏奇館漫録」

...彼人(あのひと)の顔を見るたんびに阿母(おっかさん)は癪(かんしゃく)が起ってね...   彼人の顔を見るたんびに阿母は疳癪が起ってねの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...病気でもしているんじゃないか」「病気だって?」と藤尾の声は走(かんばし)るほどに高かった...   病気でもしているんじゃないか」「病気だって?」と藤尾の声は疳走るほどに高かったの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...どちらかと申すと(かん)のお強い方で...   どちらかと申すと疳のお強い方での読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...何うしても癪の虫は収まりさうもないのである...   何うしても疳癪の虫は収まりさうもないのであるの読み方
牧野信一 「R漁場と都の酒場で」

...堪らない/\! と一番鋭く癪の舌を鳴してゐた無頼漢であつた...   堪らない/\! と一番鋭く疳癪の舌を鳴してゐた無頼漢であつたの読み方
牧野信一 「歌へる日まで」

...「の虫の為(せゐ)だよ...   「疳の虫の為だよの読み方
牧野信一 「疳の虫」

...おれの性のためにお前が困つてるだらうと案じたらこそ出し拔けにあんなお札なぞ寄越したんだよ...   おれの疳性のためにお前が困つてるだらうと案じたらこそ出し拔けにあんなお札なぞ寄越したんだよの読み方
正宗白鳥 「母と子」

...頭に籠を載せた魚賣の女の走(かんばし)ツた呼聲やらがたくり車の喇叭(らつぱ)の音やら...   頭に籠を載せた魚賣の女の疳走ツた呼聲やらがたくり車の喇叭の音やらの読み方
三島霜川 「解剖室」

...」癪筋を額に立てゝ...   」疳癪筋を額に立てゝの読み方
水上滝太郎 「大阪の宿」

...のたかぶりては父母にさへ屡々拳(こぶし)を振り上げて立ちむかひし事を...   疳のたかぶりては父母にさへ屡々拳を振り上げて立ちむかひし事をの読み方
水上瀧太郎 「貝殼追放」

...彼は直ぐ(かん)に障(さは)つた...   彼は直ぐ疳に障つたの読み方
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」

「疳」の読みかた

「疳」の書き方・書き順

いろんなフォントで「疳」

「疳」の英語の意味

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