例文・使い方一覧でみる「疳」の意味


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...癖(かんぺき)が募り出して自分ながら始末をしあぐねているような倉地とがまともにぶつかり合ったら...   疳癖が募り出して自分ながら始末をしあぐねているような倉地とがまともにぶつかり合ったらの読み方
有島武郎 「或る女」

...また昼夜を問わず、(かん)高い、哀れっぽい調子の笛を聞くことがある...   また昼夜を問わず、疳高い、哀れっぽい調子の笛を聞くことがあるの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...廂髪(ひさしがみ)2・9(夕)九州医科大学の大西克知博士が鉄瓶のやうな癪持(かんしやくもち)である事はいつだつたか茶話で書いた通りだ...   廂髪2・9九州医科大学の大西克知博士が鉄瓶のやうな疳癪持である事はいつだつたか茶話で書いた通りだの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...だしぬけに東洋中に響き渡るやうな高(かんだか)な調子で言つた...   だしぬけに東洋中に響き渡るやうな疳高な調子で言つたの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...百舌鳥の高い声...   百舌鳥の疳高い声の読み方
種田山頭火 「其中日記」

...一日取ちらかった其処(そこ)らを性(かんしょう)らしく取片着けたりしていたが...   一日取ちらかった其処らを疳性らしく取片着けたりしていたがの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...(かん)の筋(すじ)が裏を通って額へ突き抜けているらしい上部(うわべ)を...   疳の筋が裏を通って額へ突き抜けているらしい上部をの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...「昼間もそんなに忙しいんですか」「昼間って……」「ホホホホまだ分らないんですか」と今度はまた庭まで響くほどに高(かんだか)く笑う...   「昼間もそんなに忙しいんですか」「昼間って……」「ホホホホまだ分らないんですか」と今度はまた庭まで響くほどに疳高く笑うの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...必死と馬の(かん)を撫めようとする...   必死と馬の疳を撫めようとするの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...コチコチの兄さんが癖玉(かんしゃくだま)を破裂させて梯子段(はしごだん)からどなり上って来た...   コチコチの兄さんが疳癖玉を破裂させて梯子段からどなり上って来たの読み方
長谷川時雨 「テンコツさん一家」

...釦のとれたあとの糸屑を性(かんしやう)に引つぱりながら...   釦のとれたあとの糸屑を疳性に引つぱりながらの読み方
林芙美子 「浮雲」

...早く出てゆけ疾(と)く去(い)ねと思ふ思ひは口にこそ出さねもち前の癪したに堪えがたく...   早く出てゆけ疾く去ねと思ふ思ひは口にこそ出さねもち前の疳癪したに堪えがたくの読み方
樋口一葉 「大つごもり」

...身は癪に筋骨つまつてか人よりは一寸法師一寸法師と誹(そし)らるゝも口惜しきに...   身は疳癪に筋骨つまつてか人よりは一寸法師一寸法師と誹らるゝも口惜しきにの読み方
樋口一葉 「わかれ道」

...の強い動物で頭の近くへも寄せつけない...   疳の強い動物で頭の近くへも寄せつけないの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...彼は唇を噛みしめて、癪を起した...   彼は唇を噛みしめて、疳癪を起したの読み方
牧野信一 「池のまはり」

...「の虫の為(せゐ)だよ...   「疳の虫の為だよの読み方
牧野信一 「疳の虫」

...(かん)にふるえた小脇の鍔鳴(つばな)り...   疳にふるえた小脇の鍔鳴りの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...カッとした筋(かんすじ)の血が下がってみれば...   カッとした疳筋の血が下がってみればの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「疳」の読みかた

「疳」の書き方・書き順

いろんなフォントで「疳」

「疳」の英語の意味

「疳なんとか」といえば?  


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