例文・使い方一覧でみる「疎」の意味


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...金粉(きんぷん)のような火粉(ひのこ)がばらばらと(まば)らに空へ舞い上りました...   金粉のような火粉がばらばらと疎らに空へ舞い上りましたの読み方
芥川龍之介 「疑惑」

...鶺鴒も彼には遠(そえん)ではない...   鶺鴒も彼には疎遠ではないの読み方
芥川龍之介 「保吉の手帳から」

...俺の世界は實在の多少によつて影の濃淡密が差別されるやうになつて來た...   俺の世界は實在の多少によつて影の濃淡疎密が差別されるやうになつて來たの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...(まば)らな人影が立つて照し出されてゐた...   疎らな人影が立つて照し出されてゐたの読み方
田畑修一郎 「医師高間房一氏」

...(うと)ましそうに女の姿を見やって...   疎ましそうに女の姿を見やっての読み方
徳田秋声 「新世帯」

...事実上空無用なものとして却けられ...   事実上空疎無用なものとして却けられの読み方
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」

...遠い遠い隔があった...   遠い遠い疎隔があったの読み方
豊島与志雄 「春盲」

...下り切って(まばら)な杉垣を...   下り切って疎な杉垣をの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...彼は常に親(しんそ)の区別をその間に置いていた...   彼は常に親疎の区別をその間に置いていたの読み方
夏目漱石 「明暗」

...そのくせ一字一劃を(おろそ)かにしない文楽の小心さ几帳面さは吉右衛門を思わせ...   そのくせ一字一劃を疎かにしない文楽の小心さ几帳面さは吉右衛門を思わせの読み方
正岡容 「随筆 寄席囃子」

...第二のものはこの外に於て否定されたのを感じ...   第二のものはこの疎外に於て否定されたのを感じの読み方
三木清 「唯物史観と現代の意識」

...開児童は田舎へ行って爆弾からは護られたけれども空腹からは護られませんでした...   疎開児童は田舎へ行って爆弾からは護られたけれども空腹からは護られませんでしたの読み方
宮本百合子 「美しく豊な生活へ」

......   の読み方
室生犀星 「愛の詩集」

...物をかに扱ふ心は...   物を疎かに扱ふ心はの読み方
柳宗悦 「和紙の美」

...隔(そかく)の生活を続けていたのにかかわらず...   疎隔の生活を続けていたのにかかわらずの読み方
柳田国男 「海上の道」

...気が(うと)くなっていたようだったと...   気が疎くなっていたようだったとの読み方
柳田国男 「山の人生」

...若木の檜(ひのき)や杉の林のあいだに...   若木の檜や杉の疎林のあいだにの読み方
山本周五郎 「ちくしょう谷」

...唯だらに黄なるは街灯の点のみ...   唯だ疎らに黄なるは街灯の点のみの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」

「疎」の読みかた

「疎」の書き方・書き順

いろんなフォントで「疎」

「疎」の英語の意味

「疎なんとか」といえば?   「なんとか疎」の一覧  


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