例文・使い方一覧でみる「疎」の意味


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...ところが老人達は二三竿のらな枝葉の上に宿る一片の涼味のほかに趣味を見出すまいとする...   ところが老人達は二三竿の疎らな枝葉の上に宿る一片の涼味のほかに趣味を見出すまいとするの読み方
會津八一 「趣味の修養」

...親しきが如くしてきものありたり...   親しきが如くして疎きものありたりの読み方
高浜虚子 「漱石氏と私」

...字のつづきも密にかまわない...   字のつづきも疎密にかまわないの読み方
高村光太郎 「黄山谷について」

...まして謀叛人の娘として世にまれる境涯になっては...   まして謀叛人の娘として世に疎まれる境涯になってはの読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...学問の方には(うと)くっても...   学問の方には疎くってもの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...「吾が性は迂(うそ)堅僻(けんぺき)にして...   「吾が性は迂疎堅僻にしての読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...その議論の交わさる未整理の開跡のような荒れたる場所...   その議論の交わさる未整理の疎開跡のような荒れたる場所の読み方
中井正一 「美学入門」

...気(けうと)いほどのどやかな世界に見える...   気疎いほどのどやかな世界に見えるの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...開の意味で、高子には五日市町の方へ一軒、家を持たす、そして森家の台所は恰度、息子を学童開に出して一人きりになつている康子に委ねる、――さういふことが決定すると、高子も晴れがましく家に戻つて来て、移転の荷拵へをした...   疎開の意味で、高子には五日市町の方へ一軒、家を持たす、そして森家の台所は恰度、息子を学童疎開に出して一人きりになつている康子に委ねる、――さういふことが決定すると、高子も晴れがましく家に戻つて来て、移転の荷拵へをしたの読み方
原民喜 「壊滅の序曲」

...通しなかったのがふしぎなくらいだった...   疎通しなかったのがふしぎなくらいだったの読み方
久生十蘭 「西林図」

...あゝわれは心ならずも己が家の人々とも意志通せざるか...   あゝわれは心ならずも己が家の人々とも意志疎通せざるかの読み方
牧野信一 「青白き公園」

...程もなく同君は山梨県東八代郡花鳥村竹居の開地から無事に都下滝野川区上中里十一番地の自宅へ還った...   程もなく同君は山梨県東八代郡花鳥村竹居の疎開地から無事に都下滝野川区上中里十一番地の自宅へ還ったの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...◎世間父兄の子を教ふるを見るに倫理に遠く人情に(うと)き者比々(ひひ)是(これ)なり...   ◎世間父兄の子を教ふるを見るに倫理に遠く人情に疎き者比々是なりの読み方
正岡子規 「病牀譫語」

...略の儀ゆめゆめあるべからず...   疎略の儀ゆめゆめあるべからずの読み方
三木清 「親鸞」

...すこし前にわかっていたが――家族を開させて自分一人で暮していた...   すこし前にわかっていたが――家族を疎開させて自分一人で暮していたの読み方
三好十郎 「「廃墟」について」

...何となくくなってゆくような気がした...   何となく疎くなってゆくような気がしたの読み方
柳田国男 「故郷七十年」

...その中(うち)にだんだんと(おろ)そかになって来た...   その中にだんだんと疎そかになって来たの読み方
夢野久作 「眼を開く」

...開帰りの、九年ぶりのこんな生活である...   疎開帰りの、九年ぶりのこんな生活であるの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

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