...範疇は論理の形態的構成力の因子となれるのである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...東洋哲学的諸範疇と決して共軛化されていない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...――で吾々は今や三つの範疇を得た...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...即ち技術学にのみぞくする範疇のことではない...
戸坂潤 「技術の哲学」
...之を機械論という範疇体系に引き直すことによって...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そこで範疇――これは市場に関係のある言葉である――が発生し論理が組織される...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...彼等は物質を単に例の物理学的範疇と考えているのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...――一体「哲学化」された(実は形而上学化された)範疇位...
戸坂潤 「思想としての文学」
...その結果当然範疇及び範疇組織は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...古典が成立した時代に於てしか通用しない範疇を持って来て...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...文学的範疇に立って物を云うことは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...そういうやり口――世界を範疇組織として解釈しようとする企て――は全くフィヒテに始まるものであり(彼に於て初めて実在即哲学という意味体系の概念が実現された)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...もはや政治的範疇ではなくて文学的範疇になっているのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...こうした東洋的な古典の内容をなす歴史的範疇と全く絶縁されているにも拘らず...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...さて私が存在論的範疇をば...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...カントの空間が直観であることを承認する限りたとえ空間が範疇へ結び付いた構想力によって成り立つと云ってもそれをば直観の規定であるこの三次元性を脱したものと考えてよい理由は何処にもない...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...範疇の単に論理的な意味でなくてその存在論的な意味を考えようとする場合...
三木清 「人生論ノート」
...歴史的範疇というものも法則でなくて形である...
三木清 「哲学入門」
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