...それももとより一理あって自分もそれに異論はない...
岡倉由三郎 「茶の本」
...これには誰も異論はない...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...いわゆる認識の形式の一つとして「時」を見なす事には多くの科学者も異論はないであろうが...
寺田寅彦 「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」
...この区別には異論はないが...
戸坂潤 「科学論」
...それに別に異論はない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...偶然性と必然性とが対立させられることに誰しも異論はないのだが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...進歩發達を來したと云ふことは大體に於て異論はない...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其一)」
...もっともこのこと自身には誰も異論はないと思うが...
中谷宇吉郎 「科学と文化」
...国賊の誅罰に異論はない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私には勿論(もちろん)異論はないと云う...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...この笑うべき思考の混乱を見たまえ! 誰だって――『レトワール紙』だってだ――あの死体が他殺体だということには異論はないのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...警部補」軽率なことをしない限り異論はないと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...今知りたいのは箱にあった指の意味だな」こんな遅い時間であれば食堂で葉巻を吸っても異論はないので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...だれも異論はないはずであるが...
正宗白鳥 「今日は無事」
...いずれにしても万葉調が驚くべきものだという点では誰も異論はないはずです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...信玄も異論はない...
吉川英治 「上杉謙信」
...おぬしは」「異論はない」改めて三名は...
吉川英治 「三国志」
...そのうえで山へひきあげよう」異論はない...
吉川英治 「新・水滸伝」
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