...純潔であることに異論はないが...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...牡丹よりは菜の花の方が風情(ふぜい)があるというと同じ好(す)き不好(ぶす)きを別として大抵異論はないが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...それももとより一理あって自分もそれに異論はない...
岡倉由三郎 「茶の本」
...これには誰も異論はない...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...この区別には異論はないが...
戸坂潤 「科学論」
...偶然性と必然性とが対立させられることに誰しも異論はないのだが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...何人も異論はないが...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...進歩發達を來したと云ふことは大體に於て異論はない...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其一)」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...国賊の誅罰に異論はない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私には勿論(もちろん)異論はないと云う...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...この笑うべき思考の混乱を見たまえ! 誰だって――『レトワール紙』だってだ――あの死体が他殺体だということには異論はないのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...警部補」軽率なことをしない限り異論はないと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...今知りたいのは箱にあった指の意味だな」こんな遅い時間であれば食堂で葉巻を吸っても異論はないので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...きはどい場合の句であるといふてあるのは異論はない...
正岡子規 「病牀六尺」
...これにはわれらも異論はない...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...おぬしは」「異論はない」改めて三名は...
吉川英治 「三国志」
...たれも異論はないと思う...
吉川英治 「宮本武蔵」
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