...大体御異存がないのでしたら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...当人同士異存がないようなら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...雪子も異存がないと云うことだったので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...わたしも異存がないけれど...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...武士らしい最期(さいご)を遂げようではないか」「尤(もっと)も……」一同は更に異存がない...
中里介山 「大菩薩峠」
...僕には少しも異存がない...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...貴君に異存がないかぎり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...マメが邑里(ゆうり)の生活に何よりも大事なことは異存がない...
柳田国男 「年中行事覚書」
...そこまで一緒に来てくれないか」それにもお粂に異存がないので...
吉川英治 「江戸三国志」
...それには異存がないと言う...
吉川英治 「江戸三国志」
...この妙策には異存がない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...もとより異存がない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...この点については自分は今でも異存がない...
和辻哲郎 「能面の様式」
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