...それぞれ用途を異にする...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その用法を異にせざるべからず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...各宗多少その宗義を異にす...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...伯と説を異にしながら...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...孤り此等の姉妹と道を異にしたるか...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...両者は已に「生産能力の方向を異にしている***」のでなければならないからである...
戸坂潤 「科学方法論」
...全く種類を異にしたある別の疑懼(ぎく)の念が蠢動(しゅんどう)していた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...京都に來て祇園の妓を聘するのと東京に在つて新橋に遊ぶのとは全然情緒を異にする處がある...
永井荷風 「十年振」
...物同じくして名を異にするもの豈(あに)独り下駄のみならんや...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...昔から見馴(みな)れた恋愛談の陳腐(ちんぷ)なものとは趣を異にするようになりますが...
夏目漱石 「創作家の態度」
...僕はもう「突然」といふ言葉が奇異に感じられなくなつたし...
原民喜 「火の子供」
...原因と性質を異にする事物から導き出されているので...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...おのおのその赴くところを異にせざるをえず...
福沢諭吉 「学問の独立」
...時を異にするにつれて大きな変化が生ずるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...日と所とを異にして立つのである...
柳宗悦 「京都の朝市」
...そんな怪異に対してではないだろう」それは孫七の話のなかに...
山本周五郎 「山彦乙女」
...官衣の妖人(ようじん)があらわす奇異に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その修行法を異にするほどに内部の光景をも異にするであろうか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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