例文・使い方一覧でみる「番太郎」の意味

...番太郎が出世して番兵となって... 番太郎が出世して番兵となっての読み方
淡島寒月「江戸か東京か」

...町の木戸が厳重に閉されていて番太郎（ばんたろう）の半鐘（はんしょう）が叩（たた）く人もいないのに独（ひとり）で勝手に鳴響いている... 町の木戸が厳重に閉されていて番太郎の半鐘が叩く人もいないのに独で勝手に鳴響いているの読み方
永井荷風「散柳窓夕栄」

...八幡太郎と番太郎くらいのちがいが... 八幡太郎と番太郎くらいのちがいがの読み方
正岡容「寄席」

...江戸では非人を番太郎に頼まなかつた... 江戸では非人を番太郎に頼まなかつたの読み方
三田村鳶魚「物貰ひの話」

...橋の袂や横町にあった番太郎... 橋の袂や横町にあった番太郎の読み方
山本笑月「明治世相百話」

...倦きれば町内の番太郎へ集まって... 倦きれば町内の番太郎へ集まっての読み方
山本笑月「明治世相百話」

...昼は股火（またび）をして退屈している川番所の番太郎や船手の同心に... 昼は股火をして退屈している川番所の番太郎や船手の同心にの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...役人や番太郎では... 役人や番太郎ではの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...第三章夜半（よわ）の番太郎大江戸の深夜は... 第三章夜半の番太郎大江戸の深夜はの読み方
吉川英治「大岡越前」

...早くしてくんな」番太郎の庄七は... 早くしてくんな」番太郎の庄七はの読み方
吉川英治「大岡越前」

...二人の番太郎は、木戸に立ちながら、それッきり往来もない深夜の無聊（ぶりょう）に、どっちからともなく話しかけていた...
吉川英治「大岡越前」

...番太郎の小屋へ泊めてもらったわけなんですよ」「ふーむ……」と...
吉川英治「大岡越前」

...断行「番太郎っ、ここを開けろ... 断行「番太郎っ、ここを開けろの読み方
吉川英治「大岡越前」

...何かしばらく番太郎に囁いていたが... 何かしばらく番太郎に囁いていたがの読み方
吉川英治「剣難女難」

...裏通りを打ってくる番太郎の太鼓報（じ）らせ... 裏通りを打ってくる番太郎の太鼓報らせの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...六尺棒をもってつきあいに出た番太郎（ばんたろう）が... 六尺棒をもってつきあいに出た番太郎がの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...会おう」番太郎は... 会おう」番太郎はの読み方
吉川英治「べんがら炬燵」

...自身番の番太郎に手伝わせて... 自身番の番太郎に手伝わせての読み方
吉川英治「牢獄の花嫁」

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