...それを奴は週番士官に申告したのだ――と...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...いまでも木戸の番士によって...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...これから御一同の御助力を頼んでおきます」番士たちのあいだに...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...番頭や番士は役所の棟に住み...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...番士たちは不審そうに集まって来た...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...どうやら番士と話している万三郎を認めたものらしい...
山本周五郎 「風流太平記」
...交代する番士たちの会話を聞いて...
山本周五郎 「風流太平記」
...上村の家は門を閉められて番士が附き...
山本周五郎 「めおと蝶」
...番士が脇玄関へ案内し...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...いつも、先陣をやるのはあの手だな』魚住十介が呟いて見送っていると、『それアその筈だよ』と、番士のひとりが、小屋の中で相槌を打った...
吉川英治 「篝火の女」
...番士をつとめるつもりです...
吉川英治 「私本太平記」
...番士であろうと秀吉(ひでよし)じしんであろうと...
吉川英治 「神州天馬侠」
...どうも番士の小屋とは思われなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...俗に『番衆(ばんしゅう)番衆(ばんしゅう)』と称(よ)ばれる軽輩の番士役に限ってはいたが...
吉川英治 「夏虫行燈」
...俵一八郎とお鈴を番士に引っ立てさせお船蔵へ急いで行った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...彼を連れて来た大手門の番士に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「どなたの御添書(ごてんしょ)でお越しになろうと、宗祖は老年ゆえ、一切、お目にかかりませぬ」と、ここの番士は、十年一日のごとく同じ言葉で、そういう客を謝辞している...
吉川英治 「宮本武蔵」
...はやくたのむ」「えっ、鶉坂の先生ですか」「そうだ、早くせい、一刻を争うのじゃ」「しばらく」と、言い捨てて、番士は、あわてて奥へ駈けこんで行った...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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