...沖見役の番士が二人...
久生十蘭 「奥の海」
...木戸の番士と部落の女たちとの...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...みなさまぜんぶ」老番士がそう云いかけたとき...
山本周五郎 「風流太平記」
...老番士がそれを見て...
山本周五郎 「風流太平記」
...来たのは若い番士で...
山本周五郎 「風流太平記」
...「私の妹の友人が最近あの屋敷へ勤めに入ったのです、日本橋の袋物屋の娘で、妹とは仲の良い友達ですが、それが妹を訪ねて来て、母子二人の者が厳重に匿(かく)まわれている、という話をしたのです」「それだけではわからないではないか」「いや、お子さんが花田という姓を仰(おっ)しゃるのを聞いたのです、お二人は長屋の一棟にいて、二人の老番士と、一人の老女がお世話をしているそうですが、お子さんだけときどき庭へ出て老女と遊ぶのです、――妹の友達はもちろんなにも知りはしません、なにかお咎(とが)めの筋があって、押込められているのだと思っているだけなんですが、老女と遊んでいるときお子さんが、――麹町六丁目の花田だがね...
山本周五郎 「風流太平記」
...此処に木戸があり番士が立っています...
山本周五郎 「風流太平記」
...正面から行ったところで番士が会わせるはずがない...
吉川英治 「江戸三国志」
...勿論、前の日、宗厳から命じられてあるので、番士は、直(ただ)ちに城門をひらき、そこにはまた、「ようぞお越しを」と、老臣以下、幾人かが出迎えに立ち並んでいた...
吉川英治 「剣の四君子」
...番士をつとめるつもりです...
吉川英治 「私本太平記」
...「お開(あ)けください」「だれだ!」番士(ばんし)は具足(ぐそく)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...で――作事門(さくじもん)からついてきた番士(ばんし)に...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それから討ち洩らした番士が...
吉川英治 「新書太閤記」
...どうも番士の小屋とは思われなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...表役人や門側の番士なども駈けつけて来る...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...人間説を唱えた番士は鼻うごめかして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...彼を連れて来た大手門の番士に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...御番士方(ごばんしがた)にお出入りをしておりますんで...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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