...「茶封筒のサイズってどれが一番一般的なのかな?」...
...本誌の編輯は各月當番一人宛にてやる事に相成り...
石川啄木 「消息」
...主任書記の鴨志田番一(かもしだばんいち)氏だった...
海野十三 「深夜の市長」
...一番一番汚くて憎いのは...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...そうして、あたしのほうから、米、油、味噌(みそ)、塩、醤油(しょうゆ)、薪炭(しんたん)、四季折々のお二人の着換え、何でもとどけて、お金だって、ほしいだけ送ってあげるし、その女のひと一人だけで淋(さび)しいならば、お妾(めかけ)を京からもう二、三人呼び奇せて、その他(ほか)、振袖(ふりそで)のわかい腰元三人、それから中居(なかい)、茶の間、御物(おもの)縫いの女、それから下働きのおさんどん二人、お小姓二人、小坊主(こぼうず)一人、あんま取の座頭一人、御酒の相手に歌うたいの伝右衛門(でんえもん)、御料理番一人、駕籠(かご)かき二人、御草履(おぞうり)取大小二人、手代一人、まあざっと、これくらいつけてあげるつもりですから、悪い事は言わない、まあ花見がてらに、――」と懸命に説けば、「上方へは、いちど行ってみたいと思っていました...
太宰治 「新釈諸国噺」
...その後に従うのは、幇間(たいこもち)が二人、燗番一人、盗み食いや夜逃げはするかも知れませんが、人間一匹殺せる人相のはありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...見らるゝ通り裏表に門番一人づつ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見らるる通り裏表に門番一人ずつ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
......
正岡容 「大正東京錦絵」
...一番一番大切な金科玉条をも...
正岡容 「寄席」
...木の一番一番高い処(ところ)に居た二人のいてふの男の子が云ひました...
宮沢賢治 「いてふの実」
...ただ楽屋に控えている翁の耳と眼ばかりを恐れて戦々兢々(せんせんきょうきょう)として一番一曲をつとめ終り...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...俗にいう――ここ千番一番のかねあい――とする生涯の大覚悟は眉にも見え唇にもうかがわれた...
吉川英治 「新書太閤記」
...山番二人と牢番一名をつけておきましたが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...門番一名と、中間(ちゅうげん)ふたりがうしろ手に、縛(くく)りつけられている...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...首の番一ゆすり、辻斬、ばくち場荒し...
吉川英治 「無宿人国記」
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