例文・使い方一覧でみる「略」の意味
スポンサーリンク...（前略） ところが體が惡くなつて來るために... 
有島武郎 「水野仙子氏の作品について」
...今日の質問は説明は略しますが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...『帝国文学』の発行所から出るもので物集博士の日本文明史略...
大杉栄 「獄中消息」
...各器官の作用等はすべて省略し...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...（前略）此時（このとき）座敷の隅を曲って右隣の方に...
太宰治 「花吹雪」
...父の策略とは受取り得なかつた...
夏目漱石 「それから」
...この式が演説の首脳なんだからこれを略しては今までやった甲斐（かい）がないのだが――まあ仕方がない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...以来は三度の食事も省略（しょうりゃく）するほどに時を惜（おし）み...
新渡戸稲造 「自警録」
...気に染まぬ政略結婚をさせられるかわからない...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...丸太づくりの集会所をたてて〈平定〉のおまつりをしたところから……侵略の事実からはじまっている...
久生十蘭 「だいこん」
...長くなるから此処（ここ）で之（これ）を略し...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...日本人が野猪イノシシの略語でシシと呼び...
南方熊楠 「十二支考」
...公私略にかう云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その主家長野氏も武田信玄に攻略されたので...
吉川英治 「剣の四君子」
...かたい戦略の立ったことでもおざれば」高徳は...
吉川英治 「私本太平記」
...命（いのち）がけでさぐりえましたのは柴田勝家（しばたかついえ）の攻略（こうりゃく）...
吉川英治 「神州天馬侠」
...この長政に嫁（とつ）がせたのは政略以外のなにものでもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...政略好きで、気が変りやすく、また臣下でないから節義を知らない...
吉川英治 「随筆 新平家」
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