例文・使い方一覧でみる「畢」の意味


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...――文芸上の作品は竟作家の人間を感ずることの出来る作品である...   ――文芸上の作品は畢竟作家の人間を感ずることの出来る作品であるの読み方
芥川龍之介 「侏儒の言葉」

...竟(ひっきょう)するにこれは中心がないからのことである...   畢竟するにこれは中心がないからのことであるの読み方
大隈重信 「始業式に臨みて」

...竟は論理で勝ちを制したのである...   畢竟は論理で勝ちを制したのであるの読み方
丘浅次郎 「固形の論理」

...譬へてみたら小鼓の一つの拍子をうち(を)へて...   譬へてみたら小鼓の一つの拍子をうち畢へての読み方
薄田泣菫 「独楽園」

...こうした不思議は竟(ひっきょう)コロイドというものの研究がまだ幼稚なために不思議と思われるのであって...   こうした不思議は畢竟コロイドというものの研究がまだ幼稚なために不思議と思われるのであっての読み方
寺田寅彦 「自由画稿」

...「だがな隱し子だから當分顏も見ることが出來ないや」と主人いひつた時「そりや女はもつと酷いだらう...   「だがな隱し子だから當分顏も見ることが出來ないや」と主人いひ畢つた時「そりや女はもつと酷いだらうの読み方
長塚節 「開業醫」

...太十は草刈鎌を研ぎすましてまだ幾らもなって居る西瓜の蔓をみんな掻っ切ってった...   太十は草刈鎌を研ぎすましてまだ幾らもなって居る西瓜の蔓をみんな掻っ切って畢ったの読み方
長塚節 「太十と其犬」

...白(しろ)い菅笠(すげがさ)は雨(あめ)に曝(さら)されゝばそれで破(やぶ)れて(しま)ふので...   白い菅笠は雨に曝されゝばそれで破れて畢ふのでの読み方
長塚節 「土」

...俺(お)らにこんで爺樣(ぢさま)が代(でえ)の借金(しやくきん)拔(ぬ)けねえで居(え)んだからそれせえなけりや泣(な)かねえでも(を)へんだよ...   俺らにこんで爺樣が代の借金拔けねえで居んだからそれせえなけりや泣かねえでも畢へんだよの読み方
長塚節 「土」

...火(ひ)は瞬間(しゆんかん)に處々(ところ/″\)落(お)ち窪(くぼ)んで窶(やつ)れた屋根(やね)を全(まつた)く包(つゝ)んで(しま)つた...   火は瞬間に處々落ち窪んで窶れた屋根を全く包んで畢つたの読み方
長塚節 「土」

...生(ひっせい)の大傑作「冬の旅」二十四曲は...   畢生の大傑作「冬の旅」二十四曲はの読み方
野村胡堂 「楽聖物語」

...死の一週間前に脱稿した世(ひっせい)の大作『食物辞典』は...   死の一週間前に脱稿した畢世の大作『食物辞典』はの読み方
野村胡堂 「胡堂百話」

...竟するに平家や謡曲等の詩文は...   畢竟するに平家や謡曲等の詩文はの読み方
萩原朔太郎 「詩の原理」

...鳥目(てうもく)一貫文(くわんもん)送給候(おくりたまひさふらひぬ)...   鳥目一貫文送給候畢の読み方
長谷川時雨 「尼たちへの消息」

...竟演説を学ばざるの罪なり...   畢竟演説を学ばざるの罪なりの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...これ竟我輩の浅見寡聞のいたすところと...   これ畢竟我輩の浅見寡聞のいたすところとの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...竟従来の論理学が盛んに論議し来った問題と同一ではないかとの疑問である...   畢竟従来の論理学が盛んに論議し来った問題と同一ではないかとの疑問であるの読み方
三木清 「語られざる哲学」

...竟、彼は人類の姿を描き出すことができない...   畢竟、彼は人類の姿を描き出すことができないの読み方
和辻哲郎 「転向」

「畢」の読みかた

「畢」の書き方・書き順

いろんなフォントで「畢」

「畢」の英語の意味


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