...「留守居役を頼んだので、明日出張に行っても大丈夫だよ...
...「うちは留守居役が私だから、夜遅くなっても安心して...
...「旅行中は、留守居役にお願いして郵便物などの管理をお願いしよう...
...「留守居役を務めるのは大変ですが、信頼できる人がいると安心します...
...「田中さんが留守居役をしてくれるって聞いて、本当に助かったわ...
...もう断然留守居は頼まん...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...父が京都の御留守居をいい付かった故と知れた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...京都の留守居は、年に一回藩主の代理として参宮をすることになっていたのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...こんな時には留守居役の老女中...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただの空家(あきや)と違って誰も留守居をし手のない空家なのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...役が御留守居だから...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...単調な留守居の時間を無聊に苦しむと云ふ事であつた...
夏目漱石 「それから」
...留守居(るすい)も何もおかないで出られたら」と御米が云った...
夏目漱石 「門」
......
野口雨情 「朝おき雀」
...これは大藩の御留守居をなすつた方で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此處で留守居をして居たのは誰だらう」「下男の權治で御座います」「呼んで來て貰はうか」平次は次第に攻撃の網を絞(しぼ)つて行く樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今朝江戸御留守居の大垣殿お長屋へ――国許居城の大修理は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十分に安心な留守居とはいわれません...
羽仁もと子 「女中訓」
...其処へ留守居をしていた者がひょいと寄ってきて「瞿麦(なでしこ)の種をとろうとしましたら...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...留守居中の持主に対するあの痛々しい悲しみは...
牧野信一 「余話(秘められた箱)」
...足利殿の留守居、紀ノ五左衛門でおざる...
吉川英治 「私本太平記」
...留守居の面々は、城門、玄関、その他へ走り出て、主の秀吉を、歓呼のうちに迎え入れると、そこにも此処にも、「先ずまず、おつつがもなく――」「真ッ黒にはおなりなされたが、お元気はいちばいのようにお見うけ申された」「なんと、御武運のめでたさ」と、ほっとしたような声が全城に聞かれた...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝家はその前日、途上、前田利家と一別をつげて、北ノ庄へ帰ってはいたが、夜へかけて散り散りに還って来た残兵、留守居衆、非戦闘員など合わせても、およそ三千人を出なかった...
吉川英治 「新書太閤記」
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