...これは不来方城畔(はん)の鐘楼から...
石川啄木 「葬列」
...墺英両国は仏・巴軍を圧してライン河畔に進出した...
石原莞爾 「戦争史大観」
...私の少し前に湖畔亭に来たということでした...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...渓畔に天幕を張り...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...之を湖の南畔より眺むれば...
大町桂月 「冬の榛名山」
...暮笛集に輯められた『木曾川』『琵琶湖畔にたちて』『加古河をすぎて』『楫保川にて』『關山曲』などは...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...山中湖畔での休息は特によかつた...
戸川秋骨 「道學先生の旅」
...タンガニイカ湖畔のウヂヂにたどり着きました...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...岬をまわるやいなや大きな浪がつづけざまにくるのを舟をかわしかわし湖畔についた...
中勘助 「島守」
...一歩西湖畔から折れて山地に向うと...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...テューンの湖畔を走ってる頃には空がきれいに霽れ上り...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...シューベルトの「冬の旅」をうたうために疎開先の富士山麓山中湖畔から東京へ来て...
三浦環 「お蝶夫人」
...池水碧(あお)くして緑あざやかなる不忍池畔でのめぐり合いを語り...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...安寿は泉の畔(ほとり)に立って...
森鴎外 「山椒大夫」
...湖畔の住民たちの生計を支えるものであったが...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...橋畔の交番所前に...
吉川英治 「随筆 新平家」
...私が周防(すおう)の錦帯橋の畔(ほとり)で...
吉川英治 「宮本武蔵」
...湖畔の瀬田で落ち合うまでもなく...
吉川英治 「宮本武蔵」
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