...自分も一つを啜(すす)って二人はすぐに湖畔へおりた...
伊藤左千夫 「春の潮」
...12三つの獲物(えもの)湖畔に起った怪事件を取調べるため...
海野十三 「火星兵団」
...この話が拡ると湖畔には大勢の見物人が寄ってきて...
海野十三 「地球盗難」
...中天に月冴(さ)え渡るセエヌ河畔はアルキサンドル橋のたもとに...
谷譲次 「踊る地平線」
...江畔老から牧水の事をいろ/\聞く...
種田山頭火 「旅日記」
...山田の畔(くろ)を関跡(せきあと)の方へと上る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...手荷物を水畔(すいはん)の宿に預けて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...須弥南畔(しゆみなんはん)誰カ我ガ禅ヲ会(ゑ)スヤ虚堂来也(きどうらいや)半銭ニ直(あたひ)セズ東海純一休スラスラと読んでしまってから...
中里介山 「大菩薩峠」
...箱根蘆ノ湖畔三ツ石の別荘で貴様の母を手にかけ...
久生十蘭 「湖畔」
...さてこのヒガンバナが花咲く深秋の季節に、野辺、山辺、路の辺、河の畔りの土堤、山畑の縁などを見渡すと、いたるところに群集し、高く茎を立て並びアノ赫灼(かくしゃく)たる真紅の花を咲かせて、そこかしこを装飾している光景は、誰の眼にも気がつかぬはずがない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...母上様は山中湖畔の家で昭和十九年十二月十三日から床につかれて...
三浦環 「お蝶夫人」
...涼やかな軟風(なんぷう)にさざなみを立てている不忍池畔(しのばずちはん)の池添い道を...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...湖畔の柳ヶ崎から...
吉川英治 「私本太平記」
...醍醐辺(だいごへん)の畔(くろ)で見つけたと申して...
吉川英治 「新書太閤記」
...江畔(こうはん)の潯陽楼(じんようろう)へ上がって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...湖畔の安土老蘇(あづちのおいそ)...
吉川英治 「源頼朝」
...彼の脚はもう猿沢の池畔(ちはん)へ出ていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...珠江に投げ棄てられた死体が河畔の摩天楼の下に櫛比(しっぴ)して河底に埋もれ...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
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