...すると良秀は畏る畏る頭を擧げて御縁の上を仰いだらしうございますが...
芥川龍之介 「地獄變」
...畏くも文部大臣からのお達しで定められた教授細目といふのがありますぞ...
石川啄木 「雲は天才である」
...俗信レ鬼畏レ神神以下婦人不レ経二二夫一者上為レ尸...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...小菅が藝術をいささかでも畏敬してゐるとすれば...
太宰治 「道化の華」
...幾分か敬畏(けいい)の念も入っているのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...「畏(かしこ)まりました」「あの先刻の婦人は...
中里介山 「大菩薩峠」
...そう思って諦(あき)らめていればそれまでよ」彼女は初めから運命なら畏(おそ)れないという宗教心を...
夏目漱石 「行人」
...先生がベルが鳴って十五分立っても出て来ないのでますます予期から生ずる敬畏(けいい)の念を増した...
夏目漱石 「三四郎」
...本日畏れ多くも御行脚の邪魔をいたしましたのは...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...なんという深い畏怖(いふ)の感じを...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...ビンセントは畏縮しながらも...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...畏れ多い席ではまるでただ今厠(かわや)から出て参ったといわんばかりに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...小さな椅子の中に恭しく畏(かしこま)っている光景は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...畏(かしこ)まって...
吉川英治 「新書太閤記」
...諸侯といえども畏れをもつ大坂城へ初めて臨んで...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここにぼくの果てない一歩一歩の畏(おそ)れがある...
吉川英治 「随筆 新平家」
...俯向(うつむ)いたきりで畏(かしこ)まっていた...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...父にたいする畏敬というか信頼というか...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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