例文・使い方一覧でみる「画舫」の意味

...尽くる所を知らざる画舫（ぐわぼう）の列と――嗚呼（ああ）... 尽くる所を知らざる画舫の列と――嗚呼の読み方
芥川龍之介「開化の殺人」

...画舫（ぐわばう）に乗つてゐた人かしら... 画舫に乗つてゐた人かしらの読み方
芥川龍之介「南京の基督」

...柳の垂れたる池の辺に醜悪なる大理石の画舫あり... 柳の垂れたる池の辺に醜悪なる大理石の画舫ありの読み方
芥川龍之介「北京日記抄」

...秦淮（シンワイ）にて楊州で画舫（がぼう）を漕いでくれた母親の方にはまだまだ昔の支那が残っていたようである... 秦淮にて楊州で画舫を漕いでくれた母親の方にはまだまだ昔の支那が残っていたようであるの読み方
上村松園「中支遊記」

...秦准、これは詩人が詩に詠んだり、画舫などもあり、夏の夜など実に美しいところであったらしいが、今は水はきたないし、画舫はくだけてしまってみるかげもない船があちこちに横たわっていた...
上村松園「余齢初旅」

...画舫があり、夏は蓮が咲いて美事であるという... 画舫があり、夏は蓮が咲いて美事であるというの読み方
上村松園「余齢初旅」

...その時美しい女があってその画舫の窓を啓（あ）けてそこに憑（もた）れながら四辺（あたり）を眺めた... その時美しい女があってその画舫の窓を啓けてそこに憑れながら四辺を眺めたの読み方
田中貢太郎「西湖主」

...梁は画舫の中へ目をやった... 梁は画舫の中へ目をやったの読み方
田中貢太郎「西湖主」

...船着場へつきますと、画舫から、陳家の子供である姉弟の瑞華と文とが、元気よく飛び出してきました...
豊島与志雄「画舫」

...その若者が画舫の李景雲だったのであります... その若者が画舫の李景雲だったのでありますの読み方
豊島与志雄「画舫」

...これが例の画舫の哲学者だといいました... これが例の画舫の哲学者だといいましたの読み方
豊島与志雄「画舫」

...象牙細工の画舫は李景雲を偲んだのでありました... 象牙細工の画舫は李景雲を偲んだのでありましたの読み方
豊島与志雄「画舫」

...そこに浮ぶけちな画舫ぐらいなものは上海にもあってよかろうと... そこに浮ぶけちな画舫ぐらいなものは上海にもあってよかろうとの読み方
豊島与志雄「上海の渋面」

...実は画舫よりも和舟でも浮べ... 実は画舫よりも和舟でも浮べの読み方
豊島与志雄「北支点描」

...数艘の画舫（がぼう）... 数艘の画舫の読み方
正岡子規「四百年後の東京」

...画舫揺揺徐弄棹... 画舫揺揺徐弄棹の読み方
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

...画舫把橈是主人... 画舫把橈是主人の読み方
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

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病癖丞相家部

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